結婚式の司会進行

このページでは結婚式の司会についてご説明します。結婚式の司会は、厳粛な雰囲気の中で儀式の進行を補佐する役割をします。
[※披露宴の司会はこちらで説明します>>>
特別に司会者を設けず、神父や牧師、神主(神職)、僧侶などの指示で進められる場合もあります。また、わかりやすいように進行表(式次第)が参列者に手渡される式場もあります。
このページの内容
1. 結婚式・披露宴・二次会の司会の役割とは 前のページ
 1-1. 忌み言葉とは 前のページ
2. 結婚式の司会 前のページ
 2-1. 教会式結婚式の司会 前のページ
 2-2. 神前式結婚式の司会
 2-3. 人前結婚式の司会 次のページ
 2-4. 仏前結婚式の司会 次のページ
[関連ページ]
※ 披露宴での、主賓・来賓・上司・友人の祝辞あいさつ文例
※ 披露宴での、新郎や父・親族代表の謝辞あいさつ文例
※ 披露宴の司会(別ページ)
※ 二次会の司会(別ページ)

■2-2.神前結婚式の司会

神社で結婚式をあげる場合には、初穂料といった形で神職への謝礼を包みます。
結婚式場の中にある神社 の場合は、挙式費用一式に含まれています。

※初穂料のページはこちら>>>
神前式結婚式の司会(神社・神殿での挙式)
司会者なしで、神職の指示で進行される場合もあります。

玉串捧奠(たまぐしほうてん)…一連の儀式の中で、玉串案に玉串を捧げることを玉串奉奠(たまぐしほうてん)と言います。
二礼、二拍手、一礼など、作法の詳細はこちらのページでご説明しています>>>

↓ 下記に神前結婚式の司会進行と司会者のスピーチをご紹介します。
 ※代表的な神前結婚式の例です。神社や式場によっては省略される項目もあります。
式次第 ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
1. 関係者に挨拶
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●式の始まる60〜30分前には式場に到着するようにします。

●神職(または神主、齋主)、新郎新婦、両家の親族、媒酌人に挨拶を済ませておきます。
(最近は媒酌人をたてない結婚式も多くなっています)

●巫女にも挨拶をしておきます。
●お早うございます。新郎新婦ならびに両家のご親族の皆様、このたびはまことにおめでとうございます。

●本日司会を勤めさせて頂く、志海一郎と申します。不慣れではございますが一生懸命勤めさせて頂きますのでどうぞよろしくお願いいたします。
2. 段取りの確認
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●当日の進行表の最終確認をします。

●式場の使用時間と、だいたいの時間配分を頭に入れておきます。

●神職(または神主、齋主)と、新郎、新婦ならびに親族や媒酌人も含め、段取りを確認します。

●できれば三三九度と、玉串奉奠(たまぐしほうてん)について、簡単に作法を説明してあげると良いでしょう。
●早速ですが、本日の段取りを確認させて頂きます。
[このあと全体の流れを簡単に説明します]

★必ず確認したいこと
●新郎に…指輪のご用意はよろしいでしょうか?

【玉串奉奠(たまぐしほうてん)】…神式の儀式において、神前に玉串を捧げることを言います。

●はみだし情報……玉串とは、榊(さかき)などの常緑樹の小枝に、紙のヌサ(幣)と言われるもの、または木綿(ユウと言われるもの)をつけ、神前に供えるものです。神前結婚式だけでなく、あらゆる神事に用いられます。

※玉串奉奠(たまぐしほうてん)については、別ページで画像イラスト入りでご説明しています。玉串料と玉串奉奠へ>>>
下記に簡単に解説します。

玉串奉奠の作法(玉串のお供えのしかた)

1)巫女が玉串を持ってきます。新郎新婦はそれぞれ玉串を渡されたら、各自右手で根元を上からもち、左手で葉の方を下から支えるように持ち、神前に進み一礼します。
2) 玉串を時計回りにし、右手で持っている根元を自分の前に持ってきます。葉の方の左手は神前に差し出すように下から葉を支えます。
3)玉串を額に近づけるように掲げ、末永い幸せを祈念します。
4)玉串をもとの高さに下げ、左手で根元の方を持ち、右手で葉の方を持つように、手を持ち替えて更に時計回りにします。
5)根元が祭壇の方を向いたところで、 神前に一歩進み、玉串を胸の高さに掲げ、 一礼してから玉串案にお納めします。
6)一歩下がってから新郎新婦二人揃って二礼二拍手一礼をします。
7)新郎新婦に続き、媒酌人、親族代表(または親族一同)の順で玉串をお供えします。


【三三九度(さんさんくど)】…神式の結婚式において、夫婦の契りを結ぶために盃を交わす儀式を言います。三献の儀(さんこんのぎ)、あるいは三三九献(さんさんくこん)などとも言います。大中小の三つの盃を三口めで飲み干す形になり、三つの盃を三度飲むことからこう呼ばれます。

三三九度の作法(お酒の頂き方)
(無理に飲まなくても口をつけるだけでも良い)

1)巫女が盃と御神酒(おみき)を持って来ます。まずは新郎に小杯を渡しお酒を注がれます。一、二、は傾けるだけで、三口目で飲み干します。
次に新婦に小杯を渡し、お神酒が注がれます。同様に三口目で飲み干します。
2)中杯は、新婦からお酒が注がれ、三口目で飲み干します。次に新郎にお神酒が注がれ、三口目で飲み干します。
3)大杯は、新郎からお酒が注がれ、三口目で飲み干します。次に新婦にお神酒が注がれ、三口目で飲み干します。

※ 小杯、中杯、大杯は、一の盃、二の盃、三の盃とも呼ばれます。
3. 立ち位置、 式場レイアウトのチェック
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●司会の立ち位置、神職の立ち位置、新郎新婦の立ち位置を確認

●玉串案の位置を確認
 
神前式結婚式の司会(神社・神殿での挙式)つづき
4. 待機・スタンバイ
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●司会者の位置は神社や式場によって異なりますが、祭壇に向かって左手の方が多いようです。  
5. 入場
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●係員または巫女さんの先導で式場に入場します。先頭が新郎新婦、媒酌人夫妻、父・母そして親族(血縁関係が近い順)となります。

● 配地図を下記に示します。
●皆様大変お待たせいたしました。これより◯◯家、◯◯家の結婚式を執り行います。
どうぞ皆様所定の席にお着き下さい。
・神棚に向かって右側が新郎および親族、左側が新婦および親族です。
・媒酌人夫妻は、新郎新婦の両側もしくは後方になります。

  神棚  
 
巫女■  玉串案  ■斎主  
[新婦側]
 

新婦

新郎
 

媒酌人妻

媒酌人夫
[新郎側]
    父 
祖父 祖父
祖母 祖母
 
おじ   おじ
おば   おば
他の親族   他の親族
6. 齋主入場
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●全員が揃ったところで、神職(斎主とも言う)が入場します。一同起立して迎えます。 ●齋主入場。一同起立して下さい。

●(齋主が入場したら)
一同、ご着席下さい。
7. 修跋の儀 (しゅうばつのぎ)
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●全員起立して拝礼をします。

●神職が御祓詞(はらえことば)を唱えながら、新郎新婦及び参列者の身を浄めるためのお祓いをします。

●お祓いが終わったら全員着席をします。
●続いて修跋の儀を行います。一同、ご起立下さい。

●(御祓詞とお祓いが終わったら)
一同、ご着席下さい。
8.  斎主一拝 (さいしゅいっぱい)
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●全員起立します。

●神職(斎主)が神棚に向かって一拝をしますので、それに合わせて全員で一拝します。
(神への敬意を表し、一度おじぎをすること。一礼とも言います)
●続いて斎主一拝を行います。一同、ご起立下さい。

●(一拝が終わったら)
一同、ご着席下さい。

9.  祝詞奏上 (のりとそうじょう)

  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●全員起立します。

●神職(斎主)が神に結婚の報告と結婚を祝う祝詞(のりと)を奏上します(読み上げます)。

●祝詞奏上が終わり、神職が着席をしたのち、一同着席をします。
●祝詞奏上を行います。一同、ご起立下さい。

●(祝詞奏上が終わり、神職が着席したら)
一同、ご着席下さい。
神前式結婚式の司会(神社・神殿での挙式)つづき
10.  三献の儀 (さんこんのぎ) または三三九度
  ポイント 司会者の言葉
(文例・例文)
●三三九度の盃を交わす儀式を三献の儀と言います。

●新郎新婦の前に、巫女が大中小の3つの盃とお神酒を持って来ます。 お酒は下記の順に注がれ、飲む順序も決まっています。

・ 飲むときには、1,2,3と三回、盃を傾けますが、1,2回めは口をつけるだけで、3回めに飲み干すようにします。
三つの盃を三回ずつ飲むので、三三九度と言われます。

●三献の儀を行います。お二人の家と家の絆を結ぶ儀式です。

[三献の儀]

1)小の盃(一献め)を新郎が受け、まず飲み、新婦に渡し、新婦が飲みます。
2)中の盃(ニ献め)は新郎が受け、まず飲み、新郎に渡し、新郎が飲みます。
3)大の盃(三献め)は新郎が受け、まず飲み、新婦に渡し、新婦が飲みます。

・お酒が飲めない人はあらかじめ神社に伝えておくことをおすすめします。
お水にしてくれるところもありますし、飲む真似だけですむところもあります。
11. 神楽奉納 (かぐらほうのう)
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
・神社によっては神楽の奉納がない場合もあります。
また、神楽奉納がある場合でも、一連の神事の中でどの順番で奉納されるのかは、神社によってもさまざまです。 指輪交換の後だったり、玉串奉奠(たまぐしほうてん)の後だったりすることもあります。
●両家のご縁を寿ぎ、祝いの神楽を奉納いたします。本日は「□□□(演目)」を奉納いたします。
12. 誓詞奏上 (せいしそうじょう)
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●いわゆる「誓いの言葉」にあたります。奏上とは、読み上げるという意味です。新郎新婦が神前で誓いの詞(ちかいのことば)を読み上げる儀式です。

●誓詞は、巻き紙に書かれています。

●まずは新郎新婦が神前に進み出て一礼し、新郎が誓いの詞を読み上げます。読み終わったところで、新郎が名前を述べ、新婦が自分の名前を述べます。

●読み終えたら、新郎は誓詞をもとどおり巻き直したのち(あるいはもとどおりたたむ)、神前に献上します(「玉串案」たまぐしあんに乗せます)。

●新郎新婦は二礼二拍手一礼をします。
●新郎新婦の誓いの言葉にあたる「誓詞奏上」でございます。

●新郎新婦は前にお願いします。
13. 指輪交換の儀
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●指輪の交換は、本来の神事には無い儀式です。しかし、今日の神前結婚式では一連の儀式の中で執り行われる場合が多いようです。

●巫女が指輪を持ってきます。新郎は新婦の左薬指に結婚指輪をはめます。
新婦は新郎の左薬指に結婚指輪をはめます。
●それでは、指輪交換の儀を執り行います。
神前式結婚式の司会(神社・神殿での挙式)つづき
14. 玉串奉奠 (たまぐしほうてん)
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●巫女が玉串を持ってきます。新郎新婦は玉串を受け取り神前に進みます。

● 一礼して玉串案に供え、一歩下がってから新郎新婦二人揃って二礼二拍手一礼をします。

※玉串奉奠(たまぐしほうてん)については、別 ページで画像イラスト入りでご説明しています。玉串料と玉串奉奠へ>>>
●玉串奉奠を執り行います。新郎新婦ならびに媒酌人、親族代表の方は前にお進み下さい。

・新郎新婦に続き、媒酌人、親族代表(または親族一同)の順で玉串をお供えします。
15. 親族盃の儀 (しんぞくはいのぎ)
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●「御親族御固めの儀」とも言います。

●親族の前に巫女がお神酒を注ぎます。全員にお神酒が注がれたら、一同起立をしてお酒を飲み干します。飲み干す際には、三三九度のときと同じように、1,2,3と三回、盃を傾けますが、1,2回めは口をつけるだけで、3回めに飲み干すようにします。
●両家の親族の固めの盃を交わす「親族盃の儀」をおこないます。

●一同ご起立下さい。
それでは、盃をあけてください。

●おめでとうございます。 これで両家は固めの盃を交わしました。文字どおり絆で結ばれたわけです。

● ご着席下さい。
16. 斎主一拝(さいしゅいっぱい)
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●全員起立します。

●神職(斎主)が神棚に向かって一拝をしますので、それに合わせて全員で一拝します。
(神への敬意を表し、一度おじぎをすること。一礼とも言います)
●斎主一拝を行います。一同ご起立下さい。

●(一拝が終わったら)
それでは ご着席下さい。
17. 退場
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●神職が退場します。

●神職に続き、一同も退場をします。退場の順序は会場の都合によりますので巫女や係員の指示に従って下さい。
●以上をもちまして両家のご婚儀が滞りなく相整いました。まことにもっておめでとうございます。
神職が退場いたします。続きましてご参列の皆様も御退場いただきます。
18. 式場や神殿の外で
  ポイント 司会者の言葉(文例・例文)
●神社の本殿をバックに記念写真を撮ることもあります。
(省略されることもあります)
●それでは記念撮影をいたしますのでこちらの方にお進みください。
新郎新婦および御両親様は最前列に、お子さまは前野方に、背の高い方は後ろにお願いします。
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