お礼のはがき

お礼状は、なるべく早く出すことが最も重要です。
お礼状は、モノやサービスを頂いたり、受けたりしたときや、お世話になった時などに使われます。手紙と比較した場合、 ハガキであれば細かい決まりやしきたりが少ないため気軽に書けますし、短い文章でお礼の気持ちだけを伝えることができます。このページでは、はがきの特徴を活かした「お礼の葉書の書き方」や文例、はがきを使う際の注意点などをわかりやすく解説します。
なお取引先や勤め先、職場で役立つビジネス文例は前のページへ
………「お礼のはがき」のページの内容………
1. ハガキの特徴を活かしたお礼状 前のページへ
2. ビジネスシーンで使うお礼のハガキ 前のページへ
  ▽営業先へのお礼状の文例
▽出張先でお世話になったお礼状、視察先でお世話になったお礼状
▽顧客あてのお礼状の文例
▽その他のビジネスお礼状
3. プライベートで使うお礼のハガキ
  ▽結婚祝いを頂いたお礼状
▽出産祝いを頂いたお礼状
▽贈り物・プレゼントを頂いたお礼状
▽その他のお礼状
4. 宛名の書き方 (◯◯様、◯◯御中などの使い方
        …個人あて、夫婦あて、会社あて、先生あて等)
5. お礼の葉書のレイアウト例 (縦書き)

3.プライベートで使うお礼はがきの書き方(お礼状)

プライベートで使うお礼状を、ハガキで出すことを想定して文例をご紹介します。雛形として自由にアレンジしてお使い下さい。
ページ作成の都合上、横書きでご紹介しますが、縦書きの場合のレイアウト例は、このページの下の方をご覧下さい。
結婚祝いを頂いたお礼の葉書(お礼状)の文例
文例・例文 書き方のポイント
 桜の便りが聞かれる季節となりました。
 このたびは素敵なペアの食器をありがとうございました。デザインがシンプルなので私も太郎さんも一目で気に入りました。早速使わせていただきますね。
 新居もようやく片付きましたので幸子さんもぜひ遊びにいらして下さい。
まずはお礼まで。
●親しい相手を想定し、拝啓+敬具のような「頭語」+「結語」を省略しました。

●時候の挨拶についてはこちらのページでご紹介しています>>>

●お礼状はすぐに出すのが基本的なマナーです。もし、現金でお祝いを頂いた場合には、まずは電話で受け取ったということを先方に知らせてから改めてお礼状を書きましょう。

●可愛いイラスト入りのカードを使っても良いと思います。
★上記は、ハガキを利用した場合の例です。

★ 結婚祝いをいただいた場合のお礼状については、文例集のページを作りました。詳しくはこちらをご覧下さい>>>

★結婚の挨拶状については、別ページを作りました。詳しくはこちらをご覧下さい>>>
出産祝いを頂いたお礼のはがき(お礼状)の文例
文例・例文 書き方のポイント
拝啓 新緑がまぶしい季節となりました。
 先日はお心遣いをいただきましてありがとうございました。早速チャイルドシートを購入させていただきました。
 新米のパパとママですが、親子共に健康で元気に過ごしています。お盆には一緒に里帰りする予定です。ぜひ洋輔(ようすけ)の顔を見てやってください。
 ひとことお礼を申し上げたくお便りいたしました。ありがとうございました。
敬具
●親しい相手なら、拝啓+敬具のような「頭語」+「結語」を省略しても良いでしょう。

●時候の挨拶についてはこちらのページでご紹介しています>>>

●お礼状はすぐに出すのが基本的なマナーです。もし、現金でお祝いを頂いた場合には、まずは電話で受け取ったということを先方に知らせてから改めてお礼状を書きましょう。

●手紙であれば赤ちゃんのスナップ写 真を添えたいところです。
文章中には赤ちゃんの名前を紹介したり(よみがなも書き添えます)、性別 がわかるようにしましょう。
パソコンなどで、赤ちゃんの写真入りのハガキを作っても良いと思います。
★上記は、ハガキを利用した場合の例です。

★出産祝いをいただいた場合のお礼状については、文例集のページを作りました。詳しくはこちらをご覧下さい>>>
贈り物のお礼の葉書(お礼状)の文例
文例・例文 書き方のポイント
拝啓 今年も残すところあとわずかとなりました。
 このたびは結構なお品をお送り頂きましてありがとうございました。主人も子供達もとても喜んでおります。いつも細やかなお心配りを頂き、恐縮いたしております。
 寒さはまだまだ続くようです。どうぞご自愛くださいませ。   略儀ながら取り急ぎ書中にてお礼申し上げます。 ありがとうございました。
敬具
●時候の挨拶についてはこちらのページでご紹介しています>>>

●お礼状はすぐに出すのが基本的なマナーです。
左記のサンプルは、比較的どんな贈り物のお礼状にも使える無難な例文です。自由にアレンジしてお使い下さい。
★上記は、ハガキを利用した場合の例です。贈り物、プレゼント、お土産などを頂いた際に使えます。

★ お中元をいただいた場合のお礼状については、文例集のページを作りました。詳しくはこちらをご覧下さい>>>

★お歳暮のお礼状については、文例集のページを作りました。詳しくはこちらをご覧下さい>>>
その他のお礼のはがき(お礼状)の文例
文例・例文 書き方のポイント
拝啓 新緑の候  ◯◯様におかれましてはお健やかにお過ごしの事とお慶び申し上げます。
このたびは過分なお心遣いをいただきましてありがとうございました。ご厚志誠に有難く、心より御礼申し上げます。
今後も変わらぬご厚誼のほど宜しくお願い申し上げます。 略儀ながら取り急ぎ書中にてお礼申し上げます。 ありがとうございました。
敬具
●左記は、少し丁寧なお礼状です。
親しい相手なら、拝啓+敬具のような「頭語」+「結語」を省略しても良いでしょう。

●左の文例は時候の挨拶が入っています。季節感のある言葉を書き換えると他の季節にも使えます。テンプレートとして使う場合には時候の挨拶の箇所をアレンジして下さい。

●時候の挨拶についてはこちらのページでご紹介しています>>>

●お礼状はすぐに出すのが基本的なマナーです。もし、現金でお祝いを頂いた場合には、まずは電話で受け取ったということを先方に知らせてから改めてお礼状を書きましょう。

●一年中使えるテンプレートを作りたい場合には時候の挨拶の箇所を削除します。
★上記は、ハガキを利用した場合の例です。

★ここに掲載されていないお礼状については、別ページをご覧下さい>>>

4.宛名の書き方(様、御中などの使い方、使い分け)

宛名を書く場合には、「見本一郎様」のように相手の氏名の下に「様」をつけるのが一般 的ですが、会社あての場合や、担当部署名あての場合には御中を使います。
下記に、会社あて、個人あて、先生あて、子どもあての例をご紹介します。 
これらの宛名の書き方は手紙の場合にも使えます。
A. 個人あての場合 (または私人あて)
※私人=公的な地位や立場を離れた一個人)
1.個人あて 2. ご夫妻あて 3. ご家族あて
個人あて宛名書き方 夫婦あて宛名 夫婦あて宛名2 夫婦あて宛名3 家族あて宛名書き方
説明
1.個人あて……基本的には相手の氏名の下に「様」をつけます。
2. 御夫妻あて……ご主人の名前を右に書き、左に奥様の名前または、「奥様」「御奥様」などと書きます。
「様」をまとめて1つしか書かないのはNGです。
B. 会社あての場合やビジネスでの宛名
4.
会社宛
5.
担当部署 あて
6.
役職・肩書きのある相手あて
7.
担当者宛
会社あて 担当部署あて 肩書きのある相手あて 肩書きのある相手 担当者あて
説明
4. 会社あて……社名の下に「御中」をつけます。社名が長い場合には、(宛名を書いた時にどうしてもスペースに入らない時に限り)株式会社を(株)というように省略します。

5. 担当部署あて……先方の部署名の下に「御中」をつけます。社名の下に無理に書かずに、改行して部署名を書いても構いません。

6. 役職・肩書きのある相手あて……まずは社名、部署名を書きます。つぎに行を変えて、役職→氏名→様の順に書きます。

◯ 社長 見本一朗様
× 見本一朗 社長様
× 見本一朗 社長殿
なお、社名と部署名は一行に収まらなければ改行しても構いません。

7.担当者あて……まずは社名、部署名を書きます。次に行を変えて氏名→様の順に書きます。
C. 学校・先生あての場合
4.役職・肩書きのある相手あて 5.一般の先生
肩書きのある先生あて 先生あて 先生あて
説明
4. 役職・肩書きのある相手あて……まずは学校名を書きます。つぎに行を変えて、役職→氏名→様の順に書きます。

◯ 校長 □□□□様
× □□□□ 校長様
× □□□□ 校長殿

5.一般の先生あて……まずは学校名、クラス名を書きます。次に行を変えて氏名→先生の順に書きます。「様」を使わずに「先生」と書くのがポイント。

5.はがきのレイアウト
(縦書きのお礼ハガキの書き方例)

ハガキでお礼状を出す場合、基本的には縦書きとなります。
もちろん、親しい相手なら横書きで構いませんが、基本的な知識として、縦書きのレイアウト例を下記にご紹介します。
はがきの書き方(縦書きのレイアウトサンプル)

お礼のはがきの雛形

●拝啓+敬具のような「頭語」+「結語」を使用したレイアウト例です。 はがきの場合にはスペースに限りがあるため、もし時候の挨拶を書く場合には、拝啓と同じ行に、一マスあけて、続けて書きます。
書き方例
「拝啓 新緑が眩しい季節になりました」

●時候の挨拶についてはこちらのページでご紹介しています>>>

●「敬具」は、最後の行の一番下にくるように書きます(1〜2マス上げる)。ハガキのスペースに余裕があるようなら、改行して、別の行の一番下にくるように書きましょう。

●手紙の場合には、改行して日付け、宛名、差出人名を書きますが、ハガキの場合には、スペースに限りがあるため相手の氏名、差出人の氏名は表面に書きます。

●日付けについては、余裕があれば裏面に書いても構いません。その場合は、本文の最後の行に改行して書きます。
表面の、切手の下に日付けを書くというのも認められています。

●季節感のあるイラスト入りのハガキを使っても良いと思います。
●上記の雛形の場合には、「はがき」の書き方の例なので、日付けや差出人名、宛名などを載せていません。もしスペースに余裕があれば、文章の最後の行に改行して日付けなどを書きます。
手紙の場合のレイアウトを参考になさってください>>【手紙の書き方】

●はがきの場合には、差出人の住所氏名は表面の(宛名を書く面の)左側に書きます。
※参考ページ…「はがきの表書き」>>>
1. ハガキの特徴を活かしたお礼状 前のページへ
2. ビジネスシーンで使うお礼のハガキ 前のページへ
  ▽営業先へのお礼状の文例
▽出張先でお世話になったお礼状、視察先でお世話になったお礼状
▽顧客あてのお礼状の文例
▽その他のビジネスお礼状
【ビジネスマナーと基礎知識のページに戻る】