| |
| ▼見積もりの書き方としては、原価の中に含まれる以下の個別
の項目を細かくあげて書くことはせず、下記のトータルを原価と考えた上で、それに利益を足したものを「価格または料金」として見積もります。 |
| A.
|
仕入れ値 |
| |
・小売店、インターネット上でのネットショップ、一般
販売店などのうち、商品を自分で製造せずに仕入れて販売している場合には、「仕入れ値」が原価に含まれます。工業製品だけでなく、食品や農産物を仕入れて販売している場合も同様です。
|
| B.
|
包材 |
| |
・商品の出荷または納品の際に使用する箱、パッケージ、袋、梱包材、緩衝剤、のし紙など、仕入れた商品に更に必要となる包装材料をさします。
|
| C.
|
伝票 |
| |
・出荷伝票、納品伝票、請求書、領収書といった伝票一式をさします。伝票の印刷にかかる費用、伝票を出力する用紙なども含まれます。
|
| D.
|
固定経費 |
| |
・その商品やサービスの販売にかかった経費を考慮しなくてはなりません。
・事務所家賃、店舗家賃、水道光熱費、通信費といった経費をさします。
もしウェブ上でのショップの場合には、月々のサーバー代、回線費なども考慮します。
|
| E.
|
人件費 |
| |
・当該商品の販売にかかわった人の人件費×時間を考慮します。
見積を作るあなた自身の人件費だけでなく、各作業の時間人件費、営業マンの人件費、検品や商品の出荷にかかわる人の人件費も考慮します。
対面販売の場合は、接客時間は人件費として考慮しなくてはなりません。
企業と企業との取引の場合は、打合せに要した人件費も含まれます。 |
| F.
|
送料 |
| |
・商品の納品のために必要な送料、宅配運賃をさします。
配達を自ら行なう場合は自動車の償却費、ガソリン代等も含みます。
|
| G.
|
受発注・出荷システム代 |
| |
・商品管理システム、受注システム、発注システム、請求書作成システム、入金管理システム、出荷伝票作成システム、納品伝票作成システムなど。 |
| H.
|
広告宣伝費 |
| |
・お店や会社の宣伝にかかる費用の他、商品のカタログやパンフレットの制作にかかる費用をさします。
インターネット上での仮想店舗の制作費の一部も、広告宣伝費となります。
|
| I.
|
製造原価 |
| |
・商品を自店または自社で製造して販売している場合は、「仕入れ値」に代わるものが「製造原価」です。工業製品や食品だけでなく、農産物を自ら販売している場合も同様です。
|
| J.
|
企画料 |
| |
・商品のアイディアの企画、販売方法の企画、製造方法の企画、コスト削減の企画などに必要な費用を考慮します。主として人件費×時間と考えられます。
・ソフトウエアやプログラムの場合には、この部分の比重が増します。
|
| K.
|
特許・設計・製造設備 |
| |
・商品を自店または自社で製造して販売している場合は、製造設備に必要な費用の償却費、設計や特許に係る費用の償却費なども考慮します。
|
| L. |
提案料・指導料・手数料 |
| |
・コンサルタント、税理士、弁護士などの場合は、こうした費用が大きな部分を占めます。
|
| M. |
制作費 |
| |
・設計事務所などでは、設計図や模型の制作費。
広告代理店などでは、広告の制作費(下請けに依頼した場合も含みます)、
システム開発の会社の場合はソフトウエアやプログラムの開発にかかった費用、
ホームページ制作会社の場合は制作費、といったものです。
取材費なども含まれます。 |
| N.
|
その他実費 |
| |
・営業活動や販売・出荷にかかわる、その他の実費をさします。営業時の交通
費、駐車場代なども考慮します。
・代金回収のために必要な経費も、忘れずに加算します。
・収入印紙代、税金も、漏れが無いようにしましょう。【印紙のページへ】
|
| |
|
| (10) |
その他の見積の書き方例
|
| |
業界、業種によっては、上記のような積み上げ方式では見積が作成できない場合があります。
下記がその一例です。 |
| |
・不動産業…礼金(手数料)は、家賃の○○ヶ月分、という形が多いようです。
・旅行業……手数料は、宿泊料金の○○%、或いは旅行代金の○○%、という形が多いようです。
但し、パッケージツアーや団体旅行の見積については、積み上げ方式を適用することができます。
・建設業、土木業、造園業、管・設備工事…商品を仕入れて販売する、製品を製造して販売する、といった概念ではなく、積算によって見積を作ります。
|
| |
|
|
| |
▲PAGE TOP |
| 10. 明細ナンバー |
| 商品コードなどを載せる場合もあります。
|
| 11. 項目 |
| 商品名や、サービスの内容などを記載します。
|
| 12. 単価 |
| 商品などの場合は、単価を記載することができますが、もしもサービスについての見積もりや、企画、提案など、単価を書くのが難しい場合は空欄にします。
|
| 13. 数量
、14. 単位 |
| 商品などの場合は、個数を記載することができますが、もしもサービスや提案などの、数量
を書くのが難しい場合は一式と記載します。
|
| 15. 金額 |
単価×数量=「金額」という形で、計算した結果
を記載します。
パソコンを使用し、エクセルなどを活用すると便利です。上記の画像を参考に、テンプレートを作っておきましょう、
|
| 16. 備考 |
各項目ごとの補足説明のために使用する欄です。
使用例)
・ 品番や用途を記載する、
・ 1つだけ別の日に納品するものにマークをつける、など。
|
| 17. 補足説明 |
全体にかかわる補足説明のために使用する欄です。
使用例)
「上記は○○の条件でお見積りしました。○○が必要な場合は別
途お見積りします。 」などと書きます。 |
|
※. その他
|
|
【値引きの書き方】
値引きしたことを強調して記載する場合があります。
個別の商品で値引きするのではなく、トータルの金額からガバっと引く方がインパクトがあります。また、こうした場合には、値引額を際立たせる目的で、個別
の商品の価格は定価を記載する場合もあります。
値引き金額を書く場合には、上記の見積り書の書き方見本の例で言えば、4.設置料の下の段に、他の商品と同じように一段使って書きます。単価などは不要。項目と金額だけで構いません。
作成例)
「出精値引き ▲50,000」あるいは、
「特別値引き ▲50,000」とか、
「期間限定値引き○○% ▲50,000」 などと書きます。
明細欄に値引き分を書いたら、この金額を値引きした後の合計金額を、一番下の「合計欄」に書き込みます。
|
| ▲PAGE
TOP |