| No. |
進行 |
説明 |
| 1 |
●全ての出席者に、飲み物がゆきわたるようにします。 |
◎披露宴の席や、パーティー会場では、係りの人が全員に飲み物がゆきわたるように配ってくれます。新年会や歓迎会など、内輪の宴会の場合には、お互いのグラスに飲み物を注ぎます。
◎ 披露宴の場合、シャンパンを用いられることが多いようです。
子供の場合は別ですが、大人の出席者の場合には、お酒が飲めなくても乾杯だけはシャンパンで(一緒に唱和し飲むマネだけでもOK)しましょう。無理に違う飲み物を用意してもらうことで時間をとると式の進行をさまたげる結果
となります。 乾杯が終わり着席したあとで、好きな飲み物をオーダーすれば良いのです。 |
| 2 |
●司会者が乾杯の発声をする人(音頭をとる人)を指名または紹介します。 |
◎司会者に紹介された人が立ち上がるか、あるいはマイクのある位
置まで移動する間に、全員が起立をし、飲み物のグラスを手にとります。 |
| 3 |
●全員がグラスを手に取ります。 |
| 4 |
●乾杯の発声をする人(音頭を取る人)が、ごく短い挨拶を述べます
挨拶文例>> |
◎ごく短い挨拶なので、グラスを持ったまま拝聴します。グラスは胸とおへその中間あたりの低い位
置にキープします。
◎シャンパングラスの場合は、細いところを持ちます。人さし指と親指でつまむようにし、残りの指でささえます。 女性の場合は、グラスの底の部分をもう片方の手で下から支えるように持ちながらスピーチを聞いていると、見た目も美しく、安定感があります。
|
| 5 |
●乾杯の発声をする人(音頭を取る人)が、
挨拶に続き「乾杯」
と発声し、グラスを目の高さまでかかげます。
|
|
| 6 |
|
◎「乾杯」の声を聞いたら、全員で一斉に「乾杯」と声に出し、目の高さまでグラスをかかげます(あるいは近くの人とグラスを軽く合わせカチンと音を出します)。
◎シャンパングラスの場合、グラスが薄いので、かなり注意が必要です。 |
| 7 |
●可能であれば飲み干します。難しければ一口だけ飲んでもよいですし、あるいは、口だけつけてもOKです。
飲み干すのにあまり長い時間かかるようなら、無理に飲み干さないで、一口飲みましょう。 |
| 8 |
●一旦グラスをおき、全員で拍手をします。
● 披露宴の席や、歓迎会、送別会など、主役が決まっている宴席の場合には、その主役の方をむいて拍手をしましょう。
|
| 9 |
●司会者の案内で、乾杯の発声をする人(音頭を取る人)は着席または席に戻ります。
|
◎司会者の案内で、一同着席し、歓談、あるいは食事にうつります。 |
| 【このページのトップに戻る】 |
| 料理の種類 |
代表的な乾杯のマナーやしきたりなど |
|
日本食/和食
|
●パーティーや式典の会場で、樽に入った酒の蓋を数人で木づちで割り、枡酒をふるまうことがあります。
このとき、「鏡開き(かがみびらき)」という言葉が使われますが、鏡割りの「割る」が忌み言葉のため、縁起をかついで、鏡開きと呼ぶようになったものです。また、本来は、「鏡開き」ということばは、正月の鏡餅(かがみもち)を正月過ぎに割って食する習慣のことをさしており、樽酒の蓋を割ることは「鏡抜き」が正しい表現だとされてきましたが、近年は、一部の国語辞典などでも、酒だるの蓋をあけることを鏡開きとして掲載するようになってきました。
●枡酒の場合も、杯の場合も、乾杯の作法としては、原則として下記のとおりです。
1.全員に飲み物がゆきわたったところで、決められた人が「乾杯」の声(合図)を発する
2.合図のあと他の一同が声をそろえて「乾杯」と唱和し、飲み物を高くかかげるか、近くの人と枡や杯を軽く合わせてカチンと鳴らす。
3. 一旦飲み物に口をつけてから、料理やつまみに箸をつける
というのが一般的です。
●和室での宴会、宴席の場合には、乾杯の場合にも立ち上がらず座ったままで行なわれることがあります。 |
| 洋食 |
●洋食と言えば、ワインが浮かびますが、大勢が出席するパーティーの席でワインが用いられることは日本ではあまり多くありません。
乾杯の作法としては、下記の通りです。
1.全員に飲み物がゆきわたったところで、決められた人が「乾杯」の声(合図)を発する
2.合図のあと他の一同が声をそろえて「乾杯」と唱和し、飲み物を目の高さまで高くかかげる。(ビールのジョッキの時には、近くの人とカチンと合わせて構いません。ビールのグラスも、足付きの薄いガラスではなくコップタイプの形状であればカチンとならしても構わないでしょう。)
3. 一旦飲み物に口をつけてから、料理やオードブルに手をだす
というのが一般的です。
●ビールの場合には、ジョッキという丈夫な入れ物に入っていますので、乾杯の合図のあと近くの人とガチンとジョッキ同士を合わせることができ、この音もまた愉しい演出となります。元気良く楽しみましょう。
●ワインは、日本の場合は恋人同士や夫婦、家族などを中心としたプライベートな集まりや、少人数のホームパーティなどで用いられるケースが多いようです。
ワインの場合は、「乾杯」と唱和する際にはグラスを目の高さに持ち上げるだけで、グラス同士をぶつけることはしません。
●シャンパンもまた披露宴やパーティーなどを中心にして良く用いられるお酒です。シャンパングラスも薄く割れやすくできていますので、もしも近くの人とカチンと音をたてて合わせる
時には注意が必要です。そっとおこないます。 |
中国料理
/
中華料理
|
●通常、日本国内の中国料理店で、日本人だけのグループで乾杯を行なう場合には、ビールをグラスに注いで乾杯する等、通
常のわたしたちが行なう宴会の場合に準じます。
●中国での乾杯
(この情報は友人Yより得ました)
中国では、乾杯のことをカンペイと言いいます。
最近は中国での食事会も欧米化してきているため、伝統的な乾杯の方法も都市部を中心に変化してきているようです。
取引先を招待して行なうような、やや格式のある(伝統的な方法の)食事会の場合、小さなグラスに非常に強い酒(白酒または紹興酒)が注がれ、完全に飲み干したことがわかるようにグラスを逆さにしてみせます。「カンペイ」の発声者がすぐに
「スイイー(随意)」と続けた場合には、飲み干さなくても良いことになっています。
カンペイの発声の前に一言話す、という点は日本と同じですが、「漢詩」などが披露される場合もあるようです。
|
| 韓国料理
|
●通常、日本国内の韓国料理店で、日本人だけのグループで乾杯を行なう場合には、ビールをグラスに注いで乾杯する等、通
常のわたしたちが行なう宴会の場合に準じます。
●韓国での乾杯
(この情報も、中国の情報と同じく友人Yより得ました)
韓国では乾杯のとき「コンペ」と言います。ビールを注いだグラスをコツンとぶつけあうのですが、相手グラスの唇があたる部分よりも少し下のあたりをねらってコツンとやると相手に対してこちらがへりくだった形になり、敬意を表していることになるそうです。
コンペの場合、できるだけ一気飲みをすることが礼儀になっており、焼酎の場合にはグラスが小さめになっています(韓国の場合には、ビールよりも焼酎でのコンペが一般
的なようです)。
また、伝統を重んじる酒宴の場合には、目上の人に顔を向けて飲むのは失礼とされ、その宴席で最も上の人以外は顔を横に向けて飲みます。左手で目上の人から自分の顔を隠すようにしてお酒を飲むのが礼儀正しいマナーとされています。
それから、相手のグラスには、杯が空になってから注ぎ足すことと、一つの宴会で何度も「コンペ」の発声がされることが日本の乾杯と大きく異なる点です。
|