年賀状のページロゴ

おつきあいの数だけやりとりがある年賀状。
年賀状には新しい年を祝う言葉だけでなく、昨年お世話になったお礼や新しい年のおつき合いをお願いする言葉や、相手やその家族(あるいは相手先の会社)の健康や繁栄を祈る言葉などを書きます。

このページでは年賀状のマナーや書き方、時期、文例(例文・例・文章)などについてご説明いたします。
………このページの内容………
1. 年賀状のマナー
 ▼ 年賀状を出す時期
 ▼ 年賀状を出すのが遅くなってしまったら
 ▼ 年賀状の返事はいつ頃までに出す?
 ▼ 喪中であることを相手に知らせるには?
 ▼ 喪中の人に年末年始の挨拶をしたいときは?
 ▼ 喪中とは知らずに年賀状を出してしまったら?
2. 年賀状の書き方(その1)
 ▼ 年賀状の構成
 ▼ 年賀状に使う賀詞
下記は別ページ「年賀状2」へ>>>
3. 年賀状の書き方(その2)
 ▼ 年賀状のデザイン
 ▼ 年賀状に用いるインク
 ▼ 年賀状の宛名の書き方
4. 年賀状の文例・例文
 ▼ 年賀状のビジネス文例・例文
 ▼ 担任の先生あての年賀状の文例・例文
 ▼ 年賀状の一般的な文例・例文
[その他の参考ページ]
※ 「年賀状の文例・ビジネス」のページへ
※ 「年賀状の文例・個人」のページへ
※ 「内定先への年賀状」のページへ
※ 「年賀状メール」のページへ
※ 「喪中はがき・年賀欠礼状」のページへ
※ 「年末年始の挨拶状」のページへ
※ 「ハガキの表書き」のページへ
【冠婚葬祭マナーのTOPページに戻る】

1.年賀状のマナー

新年で、一番最初のご挨拶となる年賀状。
 最近はメールで済ませる人も増えてきましたが、やはり年賀状には独特の想いを伝える力があるように思います。
 年賀状にも基本マナーがあります。下記にて項目別にご紹介いたします。
年賀状を出す時期
ポイント
例年、郵便局による年賀状の受付開始(引き受け開始)は12月15日頃です。平成28年分の年賀状引き受け開始(受付開始)は、平成27年12月15日(火曜日)です。

元旦に相手に届くためには、12月25日までに投函するようにします。

遅くとも松の内(1月1日〜1月7日)には届くようにします。
解説
年賀はがきの発売は年々早くなっています。

年賀ハガキの販売期間
2016年の年賀ハガキについては、窓口での販売期間は2015年10月29日(木)〜2016年1月8日(金)となっています。

2016年(平成28年)の干支は申(さる・猿)です。

年賀ハガキの料金の例
・お年玉付き年賀はがき52円/枚
・寄付金付き年賀はがき57円/枚
・ディズニーキャラクター付き年賀はがき62円/枚
年賀状を出すのが遅くなってしまったら(松の内より遅れて届く場合)
ポイント
年賀状を出すのが遅れて、相手先に届くのが松の内(1月7日まで)を過ぎてしまうようなら、「寒中見舞い」を出します。

以下の用途で「寒中見舞い」を用いることもあります。
・年賀状の返信が遅くなり、松の内(1/1〜1/7)を過ぎてしまったとき
・喪中の方あてへの新年のご挨拶状として
・喪中と知らずに年賀状を出してしまった相手へのお詫び状として

寒中見舞いという言葉は、松の内(1/1〜1/7)を過ぎてから立春(2/4頃)までの間使うことができますが、先方から年賀状をいただいた返信として出す場合には、遅くとも1月15日頃までには出すようにします。
解説
年賀状を出すのが遅くなってしまった場合の、寒中見舞の文例(例文・例・文章)

寒中お見舞い申し上げます。
早々に新年のご祝詞を賜りながらご挨拶が遅れまして申し訳ございません。
旧年中のご厚誼に深く感謝申し上げますと共に本年も変わらぬご支援ご厚情のほどよろしくお願い申し上げます。
平成◯◯年一月
年賀状の返事はいつ頃までに出す?(返信・返事の時期)
ポイント
年賀状を出していない相手から受け取ったら、なるべく早く返信返事を出します。

もし、相手に届くのが松の内(1月7日まで)を過ぎるようなら、「寒中見舞い」を出します。
解説
寒中見舞の書き方の詳細は上の項をご覧下さい。

急ぐ時は?
・ 郵便集配局(少し大きめの郵便局。日本郵便の直営店、支店)に直接持参すると、ポストに投函するよりは先方に早くつく場合が多いようです。
 郵便ポストは集荷時間が決まっているため、一日に数回の集荷時間を逃すと翌日扱いになります。郵便物集配局に持参すると、ポストへの集荷分の時間分を短縮できることがあります。
喪中はがき(喪中であることを相手に知らせるには?)
ポイント
今年身内にご不幸があった場合には、来年の年賀状は控えるのが普通です。

先方が年賀状を用意する前に(12月初旬までに)は届くように喪中はがき(年賀欠礼状)を出します。

肉親以外のご不幸の場合、仕事上の年賀状(職場から取引先の会社に出す新年の賀詞)は、出しても構いません。
解説
◎喪中はがきの例文や注意点などは、別のページでかなり詳しく説明しています。
「喪中はがき」>>>
喪中の人に年末年始の挨拶をしたいときは?
1.喪中はがきを受け取って出す返信
  ポイント
年賀状の代わりに寒中見舞いを出します。
解説
喪中はがきへの返信
[ 喪中ハガキを受け取って出す返信の文例]

厳寒の候 いかがお過ごしでしょうか。
このたびはお義父様の喪中のご連絡をいただき、大変驚いております。存じあげず大変失礼いたしました。心よりお悔みを申し上げます。
寒さはこれからが本番です。どうぞくれぐれもご自愛下さい。ご家族の皆様にもよろしくお伝えくださいませ。
平成◯◯年十二月


年賀状の欠礼ハガキをいただいた相手に、年末年始の挨拶状の代わりとして出す寒中見舞の文例(例文・例・文章)

寒中お見舞い申し上げます。
旧年中のご厚誼に深く感謝申し上げますと共に本年も変わらぬご支援ご厚情のほどよろしくお願い申し上げます。
平成◯◯年一月
[差出人住所]
[差出人氏名]
2.喪中の相手に、年賀状を出してしまったことを詫びる
  ポイント
すぐにお詫びの手紙を出します。
解説
年賀状を出してしまったことをお詫びする返信の文例・例文

寒中お見舞い申し上げます。
このたびはお義父様の喪中の存じ上げず、賀詞をお送りし大変失礼をいたしました。ご家族の皆様にも心よりお詫びを申し上げます。
寒さはこれからが本番です。どうぞくれぐれもご自愛下さい。ご家族の皆様にもよろしくお伝えくださいませ。
平成◯◯年一月

2.年賀状の書き方

年賀状には、だいたい決まった書き方があります。さらに、新年を祝う賀詞には使い方にマナーがあります。下記にご紹介いたします。
▼ 年賀状の構成
一般的な年賀状は以下のような順序で、それぞれの内容を書きます。
1.新年を祝う言葉
内容 備考
まずは新年を祝う言葉(賀詞=がし)を書きます。

新年を祝う賀詞、祝詞の例
・謹賀新年
・恭賀新年
・新春
・迎春
・賀正
・賀春
・頌春
・謹んで新年のお慶びを申し上げます
・謹んで新春の寿ぎを申し上げます
・明けましておめでとうございます
・A Happy New Year.


「賀正」「迎春」「新春」など、「謹んで」という文字が入らない賀詞はなるべく目上の人には使わないようにします。

★ビジネス年賀状では、目上の相手にも失礼がなく、相手を選ばない下記の表現が無難です。
・謹賀新年
・恭賀新年
・謹んで新年のお慶びを申し上げます
・謹んで新春の寿ぎを申し上げます
・明けましておめでとうございます
頭語と結語は不要
※具体的には…たとえば「拝啓」で書き出し、「敬具」で結ぶといった体裁は不要。


時候の挨拶も不要。
※具体的には…下記のような手紙の冒頭に書く季節の挨拶は不要。
[不要な時候の挨拶の例]
初春の候
初日が銀雪に輝いています。 等


例えば良く用いられる慣用句の
「皆様におかれましては時下ますますご清栄のことと心よりお慶び申し上げます」といった書き出しも不要。


「賀正」「迎春」「新春」などの、「謹んで」という文字が入らない賀詞はなるべく目上の人には使わないようにします。


★目上の人に対して出す年賀状には、 「謹んで」「恭しく」の文字が入ったもの(例:謹賀新年、恭賀新年、謹んで新年の…、等)にすれば失礼にはあたりません。
2.昨年お世話になったお礼
内容 備考
昨年お世話になったお礼を書きます。

昨年お世話になったことへの御礼の言葉の例
・旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
・旧年中は一方ならぬお世話になり、厚く御礼申し上げます。
・昨年はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
・昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。

毎年、年賀状だけのやりとりになっている友人には
「ご無沙汰していますが、お元気でいらっしゃいますか?」
と、近況や安否などを尋ねる一文も使えます。

3.近況など
内容 備考
定形文だけでは味気ないものです。友人・知人にあてた年賀状には、できるだけ近況を書きましょう。

近況報告の例
・昨秋赴任した札幌は本当に食べ物がおいしくて、早くも5kgほど体重が増えてしまいました。今年の目標はダイエットです。
・昨年、20年ぶりに水泳を再開しました。目下の目標は2,000mを泳げるようになることです。
・今回は結婚して初めてのお正月です。二人の実家で数泊ずつ過ごし、関西風と関頭風の雑煮の食べ比べを愉しんでおります。
・昨年、待望の男児に恵まれました。早くも親バカ全開です。
年に一度、年賀状のやりとりだけという相手なら、定型文だけでは味気ないもの。
あなたの近況をぜひ先方にお伝えしましょう。読み手にとっても嬉しいはずです。

★ビジネス年賀状では近況報告の省略が可能です。
▼ 年賀状の構成(つづき)
4.新しい年の、先方の健康や発展、繁盛、繁栄などを祈る言葉
内容
新しい年の、相手およびご家族の健康や発展、先方の会社の発展や繁盛などを祈る言葉を入れます。

新しい年の先方の幸せを願う言葉の例
・ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
・皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
・貴社のますますのご発展を祈念いたします。
・新しい年が皆様にとって佳き年でありますようお祈り申し上げます。
備考
これはできれば下記「5.」の前に来るようにします。
5.新しい年の、お付き合いや支援をお願いする言葉など
内容
新しい年の、支援やおつき合いをお願いする言葉を入れます。

新しい年のおつき合いをお願いする言葉の例
・本年も倍旧のお引き立ての程宜しくお願い申し上げます。
・本年も変わらぬ ご交誼のほどお願い申し上げます。
・今年も宜しくお願いします。
・今年もご支援ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
・本年もご指導の程宜しくお願い申し上げます。
・ことしも仲良くしてね。(こども用)
備考
できれば「本文」の最後に入れるようにします。
6. 日付
内容 備考
元旦を表わす日付を書きます。

日付の記載例
・元旦
・◯◯年1月1日
・平成◯◯年元旦
など

縦書きの場合は漢字を用いることが多く、横書きの場合は西暦と数字を用いることが多くなります。
投函日はもちろん元旦より前であるが、年賀状の場合の日付は元旦にすることが慣習となっている。

先方に届くのが、元旦に間に合わなくても、元旦の日付を書いて構わない。
7.差出人名
内容 備考
年賀ハガキの場合はスペースに限りあるので、裏面に入らない場合には、表面の差出人欄だけで済ませる場合もある。 郵便番号、マンション名、部屋番号も忘れずに記載する。
8.相手の名
内容 備考
年賀状の裏面側では先方の名前は省略し、表面の宛名書きのみとするのが慣例  
▼ 年賀状に使う賀詞の例 (新年を祝う言葉の例)
●年賀状に用いる代表的な賀詞、祝詞をご紹介します。
賀詞の例 解説
謹賀新年 相手を選ばず、目上の人にも社外の人にも使えます。
謹んで新年の喜びを申し上げますという意味。
恭賀新年 相手を選ばず、目上の人にも社外の人にも使えます。
恭しく新年を祝いますという意味。
謹んで新年のお慶びを申し上げます
謹んで新春のお慶びを申し上げます
相手を選ばず、目上の人にも社外の人にも使えます。
「喜び」という字を使うより「慶び」と書く方が、おめでたい感じになります。
賀正 新年を祝うという意味です。がしょうとも、がせいとも読みます。
「謹」「恭」がつかないので、目上の人や社外の人には使わない方が良いでしょう。
頌春 新春を祝う、新年をたたえる意味があります。
「謹」「恭」がつかないので、目上の人や社外の人には使わない方が良いでしょう。
賀春
New Year's Greetings. 新年を祝うという意味です。
A Happy New Year.
Happy New Year.
(I wish you a) Happy New Year. 相手を選ばず、目上の人にも社外の人にも使えます。
「どうか良い新年を」という意味なので年末にも使えます。
下記は別ページ「年賀状2」へ>>>
3. 年賀状の書き方(その2)
 ▼ 年賀状のデザイン
 ▼ 年賀状に用いるインク
 ▼ 年賀状の宛名の書き方
4. 年賀状の文例・例文
 ▼ 年賀状のビジネス文例・例文
 ▼ 担任の先生あての年賀状の文例・例文
 ▼ 年賀状の一般的な文例・例文
冠婚葬祭マナーTOPへ