反省文の書き方 文例「自分の甘さのせいです」ほか

反省文とは、事故やミスを起こしてしまい、それが比較的軽微なものであったときに、その内容を自分自身で振り返り、原因を考え過ちを改める気持ちを書いた書面です。
 社会人の場合は会社・勤務先上司に提出し、学生の場合は先生や指導教諭などに提出します。自分の甘さを素直に認める文例をはじめ、反省文の書き方と例文を紹介します

1. 反省文とは?

 反省文とは、事故やミスが比較的軽微な場合に、内容を振り返り原因を考えた上で謝罪し、過ちを改める気持ちを書いた書面です。
 社会人や学生が反省文を書くケースとしては、事故やミス、トラブルのうち、以下のような軽微なものが想定されます。

反省文はどんな時に書くの?

社会人が反省文を書くケースとは

① 車両事故、交通事故のうちごく軽微なもの
② 作業中の事故のうち、ごく軽微なもの
③ 工場や研究施設等での化学事故のうち、ごく軽微なもの
④ 職場や工場での、操作ミスを含む機械事故のうち、ごく軽微なもの
⑤ 設備や備品の破損事故のうち、ごく軽微なもの
⑥ 職場や工場での転倒・転落事故のうち、ごく軽微なもの
⑦ 遅刻の回数が増えたとき
⑧ 書類の作成ミスのうち、金銭的な損害がないものの回数が多いとき
⑨ 怪我や損害の程度が小さい作業ミスや操作ミスの回数が多いとき。
⑩ パワハラの申告を受けた時。
⑪ 消し忘れ、切り忘れ、締め忘れ、返却忘れなどの回数が多いとき。
⑫ 「紛失」のうち、比較的損害の小さいもの。

など。

高校生が反省文を書くケース・大学生が反省文を書くケースとは

① 遅刻の回数が増えたとき
② 校則違反のうち、軽微なもの
③ 学校の設備、備品などを損壊したとき(ただし損害額が比較的小さいもの)。
④ いじめやパワハラの申告を受けたとき。
⑤ 提出物の期限を守れなかったとき。
⑥ 提出物を出さなかった、指し忘れたとき。
⑦ 学校の設備、備品などを「紛失」したとき(ただし損害額が比較的小さいもの)。
⑧ サークルや部活などが不祥事を起こしたとき(ただし、軽微な不祥事)
⑨ 単位不足のとき

など。

2. 反省文 例文(自分の甘さのせいで遅刻してしまった)

下記に紹介するのは何度か遅刻してしまったケースを想定した反省文です。反省文を書くケースとしては比較的軽微なミスやトラブルについて書くケースが多く、通常は直属の上司に提出します。
学生の場合には、担任の先生に出すことが多いでしょう。

遅刻の反省文 例文

令和◯◯年◯◯月◯◯日
総務部総務課
課長 井伊上司男様
反省文

 私は(◯月◯日から◯月◯日まで)数回にわたり遅刻してしまいました。申し訳ございませんでした。
 定められた出社時刻を守れないのは自分の甘さのせいです。今後はこのようなことが無いよう規則正しい生活を心がけるとともに、二度と遅刻しないよう早めに起床する等、細心の注意を払う所存でございます。
 反省の証しとして本書を提出し、改めてお詫びします。本当に申し訳ございませんでした。


総務課
 反省正一 
ポイント
  • ビジネス文書なので時候の挨拶は不要。
  • 社内文書なので頭語と結語(謹啓、敬具など)は不要。
  • お詫びの言葉を述べる
  • 可能な場合には、原因を述べる(必要に応じて経緯も説明する)
  • 今後の決意を述べる
  • 作成者の所属、氏名を書く

3.反省文 例文(備品の破損・故障・壊してしまった)

下記に紹介するのは会社の備品を破損・故障・壊してしまった場合の反省文の例文です。学生の場合も、学校の備品を損傷・破損したときに反省文を提出することがあります。

破損、損壊、壊してしまったときの反省文 例文

令和◯◯年◯◯月◯◯日
総務課
課長 見本花子様
反省文

 このたび私は営業車のドライブレコーダーを壊してしまいました。申し訳ございませんでした。
 先週からSDカードのフォーマットを促すメッセージが表示されていましたが、先延ばしにしていた結果、正常に録画されない状態が発生しました。本来であればこの時点でカー用品店に持ち込み相談すれば済んだところ、自分で修理しようとした結果、レコーダー本体を壊してしまいました。簡単に自力で修理ができると思った自分の甘さを反省しています。
 今回は購入後3年以上経過しているドライブレコーダーということで会社負担で新しいものと交換することになりましたが、今後はこのようなことが無いよう定期的なSDカードのフォーマットを心がけるとともに、二度と自分の判断で安易に会社の備品や機器に手を加えないようにいたします。  反省の証しとして本書を提出し、改めてお詫びします。本当に申し訳ございませんでした。


総務課
 反省正一 
ポイント
  • ビジネス文書なので時候の挨拶は不要。
  • 社内文書なので頭語と結語(謹啓、敬具など)は不要。
  • お詫びの言葉を述べる
  • 可能な場合には、原因を述べる(必要に応じて経緯も説明する)
  • 二度と起こさないための今後の決意や対策を述べる
  • 作成者の所属、氏名を書く

4.反省文 例文(自分の甘さのせいで期限を守れなかった)

下記に紹介するのは提出物の期限や納品期限、納期を守れなかったケースを想定した反省文です。反省文を書くケースとしては比較的軽微なミスやトラブルについて書くケースが多く、学生の場合には、担任の先生に出すことが多いでしょう。社会人の場合には社内の提出物であれば直属の上司に提出します。

期限を守れなかったときの反省文 例文

令和◯◯年◯◯月◯◯日
◯◯学部 ◯◯学科
教授 ◯◯◯◯様
反省文

 私は◯◯学のレポートを◯月◯日までに提出することができませんでした。本当に申し訳ありませんでした。
 決められた期限を守ることができなかったのは、すべて自分の甘さのせいです。今月から実習が重なり、空き時間が今までよりもかなり少なくなることを想定できませんでした。内容を充実させたいと思う一方で、結果的に時間が足りなくなり、大事なレポートの提出期限を守れなかったことを心から反省しています。
 今後はこのようなことが無いよう、学生の本分を忘れず、計画的な科目の履修と時間配分を心掛けるようにいたします。
 反省の証しとして本書を提出し、改めてお詫びします。本当に申し訳ございませんでした。


◯◯学部 ◯◯学科
 反省正太 
ポイント
  • 社内文書なので頭語と結語(謹啓、敬具など)は不要。
  • お詫びの言葉を述べる
  • 可能な場合には、原因を述べる(必要に応じて経緯も説明する)
  • 二度と起こさないための今後の決意や対策を述べる
  • 作成者の所属、氏名を書く

5.反省文 例文(チェックの甘さのせいでミスを犯した)

下記に紹介するのは軽微なミスを犯したケースを想定した反省文です。反省文はごく小さなミスやトラブルに対して書くものなので、社会人の場合は直属の上司に提出します。学生の場合には、担任の先生に出すことが多いでしょう。

チェックの甘さのせいでミスを犯したときの反省文 例文

令和◯◯年◯◯月◯◯日

製造部 資材課
課長 緑味青子様

反省文

 私は◯◯◯株式会社あての発注書をFAX送信する際に、誤って異なる宛先に送信してしまいました。本当に申し訳ございませんでした。
 誤送信の原因は、短縮番号に登録されている相手先の2桁番号を、うろ覚えの記憶で押してしまったことです。受信先から誤って届いたとの報せが入るまで全く気づかずにいました。送信の際に番号を確認しなかった私のチェックの甘さのせいで、発注が遅れただけでなく、相手先にもご迷惑をおかけしてしまいました。先方が取引先のうちの一社で本当に幸運だったと思うと同時に、心から反省しています。

 今後はこのようなことが無いよう、発注の際は相手先の会社名と画面に表示されるFAX番号を必ず確認するようにいたします。
 反省の証しとして本書を提出し、改めてお詫びします。本当に申し訳ございませんでした。


資材課
 反省慎太 
ポイント
  • 社内文書なので頭語と結語(謹啓、敬具など)は不要。
  • お詫びの言葉を述べる
  • 可能な場合には、原因を述べる(必要に応じて経緯も説明する)
  • 二度と起こさないための今後の決意や対策を述べる
  • 作成者の所属、氏名を書く

6.反省文 例文(校則違反)

下記に紹介するのは学生が校則違反をおかした場合を想定した反省文です。担任の先生に提出するケースが多いでしょう。
便箋に縦書きにする場合には、日付は最後になります。

校則違反(無断でアルバイト)の反省文 例文

反省文
二年一組 反省一郎 
 私は校則に違反して無断でアルバイトをしました。申し訳ありませんでした。
 自分が家計を助けるためにアルバイトをしていることを友達に知られるのが恥ずかしくて、周囲にもずっと秘密にしていました。 校則で「アルバイトをするときは学校の許可を受けなければならない」と決められていることは知っていましたが、「バレなければ大丈夫だろう」と甘く考えていました。
 自分の行為が学校に迷惑をかける結果となったことを今では深く反省しています。
 これからは二度と校則に違反することが無いよう、アルバイトの件も含めて何かあれば必ず先生に相談するようにします。反省の証しとして本書を提出し、改めてお詫びいたします。本当に申し訳ありませんでした。
 (令和三十年 八月三日)
ポイント
  • (上記は便箋に縦書きする場合の書き方例文です。日付は最後に書きます)
  • 誠意をもってお詫びを述べる。
    可能な場合には、原因を書く(必要に応じて経緯も説明する)
  • 二度と繰り返さない、今後の決意を述べる
  • 作成者の所属、氏名を書く