浄土真宗の一周忌のお布施のページ。仏教では亡くなってから満一年目の命日に一周忌法要が行われ、お寺や僧侶に謝礼としてお布施が支払われます。
ここでは少し掘り下げて宗派別の一周忌のお布施について浄土真宗をはじめ、曹洞宗、真言宗、臨済宗などについて解説します。
なお、浄土真宗は仏教の代表的な宗派で、鎌倉仏教の一つです。日本では最も信者が多いとされています(本願寺派、大谷派をはじめとする真宗十派があります)。
目次
1. 浄土真宗の一周忌法要のお布施、法要の特徴 |
浄土真宗は、仏教の代表的な宗派であり、鎌倉仏教のうちのひとつです。本願寺派(西本願寺派)、大谷派(東本願寺派)などがあります。 日本では最も信者が多いとされる浄土真宗ですが、例えば「四十九日が過ぎなくても、亡くなってすぐに成仏する」とされる考え方など、他の宗派とは大きく異なる点があります。 |
浄土真宗の一周忌のお布施、法要の特徴 |
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浄土真宗の場合も、謝礼の表書きは「お布施」・浄土真宗も、他の宗派と同じようにお寺に支払う謝礼の表書きは「お布施」でOK。他には「御経料」なども使えます。一般的には白い封筒に表書きを書き、謝礼を入れてお渡ししますが、地域によっては黒白の水引のついたのし袋や、黄白の水引きののし袋に入れることもあります。 浄土真宗本願寺派の焼香は・仏教の宗派の中でも、線香を立てて使う、線香を立てずに寝かせて使うなど各宗派によって違いがあります。ふだん浄土真宗では線香を寝かせて使うのが一般的です(一部、浄土真宗でも線香を焚かない宗派もあります)。 ・一周忌法要のような法事の際には、浄土真宗では法要の中で「焼香」をする際に抹香をあげることがあります。このとき抹香を額やおでこのあたりまで高く持ち上げることはせず、つまんだ抹香をそのまま土香炉の上に散らします。 浄土真宗本願寺派はつまみあげた抹香を一度だけ香炉に炊きますが、大谷派はつまみあげた抹香を香炉に焚く動作を二度行うとされます。 [ワンポイント] 浄土真宗では土香炉と呼ばれる青磁の香炉を使うのが一般的です。お寺では金香炉を使っているところもあります。 浄土真宗の法要の際に線香を用いる場合には、やはり線香を短く折って横にしてお供えします。 浄土真宗では「ご冥福をお祈りします」はNG浄土真宗では死者は亡くなってすぐに成仏すると考えられているため、ご冥福をお祈りしますはNGです。 |
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2.浄土真宗の一周忌のお布施 |
日本で最も信者が多いとされる浄土真宗のほか、宗派別にお布施に違いがあるのかどうか、事務局で調べてみました。 地方によっても異なりますのであくまでも参考情報としてご覧ください。 |
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法事・法要のお布施と宗派 |
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お布施の相場、お車代やお膳料の相場 (※地域によっても異なります。予約の際にお寺に確認すると良いでしょう) ▼浄土真宗 お布施(または御経料)は、3万円〜5万円程度。 お車代は、5千円〜1万円程度。 御膳料は、5千円〜2万円程度 ▼浄土宗 お布施は、3万円程度が一般的(〜5万円まで)。 お車代は、5千円〜1万円程度。 御膳料は、5千円〜1万円程度 ▼曹洞宗 お布施は、3万円程度が一般的(〜5万円まで)。 お車代は、5千円〜1万円程度。 御膳料は、5千円〜1万円程度 ▼天台宗 お布施は、3万円程度が一般的(〜5万円まで)。 お車代は、5千円〜1万円程度。 御膳料は、5千円〜1万円程度 ▼臨済宗 お布施は、3万円程度が一般的(〜5万円まで)。 お車代は、5千円〜1万円程度。 御膳料は、5千円〜1万円程度 ▼真言宗 お布施は、3万円程度が一般的(〜5万円まで)。 お車代は、5千円〜1万円程度。 御膳料は、5千円〜1万円程度 ▼日蓮宗 お布施は、3万円程度が一般的(〜5万円まで)。 お車代は、5千円〜1万円程度。 御膳料は、5千円〜1万円程度 |
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