一周忌のお布施とは法要の際にお寺や僧侶に支払う謝礼です。通夜・葬儀の際には香典やお布施に使うお札は新札を避けるのが一般的ですが、一周忌法要のお布施は新札でもいいの?一周忌のお布施はいつ僧侶に渡すの?一周忌のお布施を渡すタイミングは?法要の前?それとも法要の後に渡す?といったお布施に関する疑問にお答えするページです。
1. 一周忌のお布施 新札でもいいの? |
通夜・葬儀の際には、「まるで事前に新札を用意して、亡くなるのを待っていたみたいだ」として新札を使うのはNGとされます。 では一周忌法要のお布施に新札を使うのはOKなのでしょうか? |
一周忌のお布施は新札でも良い |
一周忌法要のお布施として包むお札は新札でも良いとされます。 理由はお布施とはお寺の住職・僧侶に支払う謝礼であり、不幸があったのはお寺ではないからです。 また、「通夜や葬儀の香典に新札を持参すると『まるで用意していたようだ』とされ、失礼にあたりますが、一周忌法要は事前に日程がわかっているため、きれいな新札を用意するのがむしろ礼儀にかなっているという考え方もあるようです。 [ワンポイント] 地方によっては不祝儀に新札を用いるのを嫌う方もいらっしゃいます。そうした地域にお住まいの方は、新札を一度2つに折って、折り目を付けてから封筒に入れると良いでしょう。 |
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2. 一周忌のお布施を渡すタイミングは? |
一周忌のお布施を僧侶に渡すタイミングについて解説します。 |
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一周忌のお布施は、法要が済んで僧侶がお帰りになる時に渡す |
お布施は法要の謝礼にあたるものです。僧侶(ご住職)には法要が済んだ後、お帰りになる際にお礼の挨拶を述べた上でお布施をお渡しします。 身内以外の参列者がいる場合には、他の客の目に触れないよう、式場となる部屋の外でお渡しするのが良いでしょう。 もし僧侶が会食(お齋)に出席された場合には会食の後、お帰りになる際にお渡しします。ケース別のお礼の言葉の例文をご紹介します。 [会食がない場合のお礼挨拶] 本日は遠いところをお越しいただき、かつ、お心のこもったおつとめをして頂きましてありがとうございました。おかげさまで(父)の一周忌を無事に終えることができました。 本日はお心のこもったおつとめをして頂きましてありがとうございました。また、お食事もお付き合いいただき、心から御礼申し上げます。おかげさまで(父)の一周忌を無事に終えることができました。 お布施の渡し方はこちらのページへ>>> |