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地鎮祭のお金とは、土木工事や建物を立てる際に工事の無事を祈願し、建物や家の繁栄を祈る「地鎮祭」を行う際に、神主・神職への謝礼として渡す現金をさします。新札または可能な範囲できれいなお札を、紅白の蝶結びののし袋か、なければ白い封筒に入れて用意します。
地鎮祭のお金をいつ渡すのか、お金を渡すタイミングと渡し方、のし袋のお金の入れ方・向き・お金の包み方、地鎮祭の謝礼の金額相場を解説します。

………このページの内容………
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1. 地鎮祭のお金とは
  ・地鎮祭のお金一覧
  ・地鎮祭…包むお札は新札がいいの?
2. 地鎮祭のお金をいつ渡す、渡すタイミング、渡し方(地鎮祭の謝礼の渡し方)
3. 地鎮祭のお金の入れ方、向き、包み方
4. 地鎮祭のお金 書き方(のし袋の書き方)
5. 地鎮祭のお金 相場
[参考ページ]
・地鎮祭ののし袋の書き方>>>
・地鎮祭の準備>>>
・地鎮祭の流れ>>>
・地鎮祭の挨拶>>>
・地鎮祭の服装 女性>>>
・地鎮祭の服装 男性>>>

■1.地鎮祭のお金とは

土木工事や建物を建てる際に、神様に工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式「地鎮祭」。このときのお金には以下のものがあります。
地鎮祭のお金一覧
(1)神社・神主・神職への謝礼
施主が、地鎮祭を執り行う神主・神職に支払う謝礼。
このページでは主にこの神職への謝礼について解説します。
(2)神主・神職のお車代
神主が自分の車などで来られる場合、お車代を用意します。
(3)建設会社への謝礼
謝礼というよりも祭壇設営等の費用を支払うイメージです。神社への手配も含めた一式を工務店や建設会社に依頼することがあります。
施主は、祭壇その他の設置費用を地鎮祭の費用として建設会社に支払います。
テントも設置するような規模の工事ではさらに費用がアップします。

神社によっては地鎮祭の祭壇を貸してくれるところもあり、個人宅ではこういったものを利用すると安く済むことがあります。
(4)祭壇へのお供え物

米や塩などのお供え物やお神酒、湯呑みまたは紙コップなどを用意するのにかかる実費が必要です。

※用意するお供え物について詳しくはこちら>>>

(5)棟梁、職人、現場監督、作業員へのご祝儀

施主が、棟梁、職人さん、現場監督、作業員さんへのご祝儀を用意します。

※このご祝儀は必須ではありません。

(6)ご近所への挨拶の品

地鎮祭を終えたら、施主は菓子折りなどを用意し、ご近所の方に挨拶をして回るのが望ましいでしょう。「これから工事に入ります。工事の音などでご迷惑をおかけすることがあるかも知れませんが、何卒よろしくお願いします」などときちんとご挨拶を済ませます。

※このご挨拶品は必須ではありません。

地鎮祭…包むお札は新札がいいの?

できれば新札を

新札が用意できるなら、できれば新札・ピン札を用意しましょう。
地鎮祭という儀式が神様に祈願する儀式であり、神職に渡す初穂料・玉串料も汚れや穢れ(=けがれ)のない、新しいものが望ましいとされます。
絶対に新札でなければダメというわけではありませんが、どうしても新札(=新券・ピン札)を用意できない場合には、汚れのない、なるべくきれいなお札を揃えるようにします。

■2.地鎮祭のお金をいつ渡す、渡すタイミング、渡し方(地鎮祭の謝礼の渡し方)

地鎮祭の時のお金、主に初穂料・玉串料といった神職に渡す謝礼と、棟梁・大工・職人・現場監督・作業員に渡すご祝儀の渡し方について解説します。
地鎮祭のお金はいつ渡す?渡すタイミング

事前に工務店や建設会社、もしくは神社に確認を

地鎮祭のお金(初穂料・玉串料など)をいつ渡すのかが心配な場合には下記を参考に。
・地鎮祭の準備や段取りを工務店に任せるケースでは、事前に地鎮祭の日程などを打ち合わせる際に、工務店や建設会社の担当者に確認します。
・施主が自分で神社に申し込みや手配ををする場合には、予約の際に神社に聞くと良いでしょう。

初穂料(または玉串料、幣帛料など)を祭壇に奉納するのか確認

確認するべきポイントは、「いつお渡ししたら良いのでしょうか」ということよりも、むしろ「初穂料(あるいは玉串料、幣帛料(=へいはくりょう))は祭壇に奉納するのでしょうか」です。質問するときにもこちらのほうが聞きやすいかもしれませんね。
もし祭壇に奉納する場合には、地鎮祭が始まる前にお渡しします。奉納しない場合には地鎮祭の前、後のいつお渡しするのか、決まりはありません。
一般的には、渡すタイミングは以下のとおり。

祭壇に奉納する場合には、神主・神職に始めに渡す

神職が到着されたら、「本日は宜しくお願いします。ここに「初穂料」(あるいは玉串料を)を用意しました。どうぞお納めください」と述べながらお渡しします。祭壇に奉納するかどうかわからない場合には、始めにお渡しするほうが無難です。
渡し方>>>

祭壇に奉納しない場合には、終了後に神主・神職に渡す

神職が到着されたら、「本日はありがとうございました。ここに「初穂料」(あるいは玉串料を)を用意いたしました。どうぞお納めください」と述べながらお渡しします。
渡し方>>>

棟梁・大工・現場監督・職人には終了後に渡す

もし、棟梁や大工さん、現場監督や職人さんなどのためのご祝儀を用意している場合には、地鎮祭終了後に「本日はありがとうございました。これから先、お世話になりますがどうぞ宜しくお願いします」などと述べ、ご祝儀をお渡しします。部下やスタッフの文は一括で責任者にお渡しし、責任者から手渡し・配布して頂くこともあります。
 

地鎮祭の初穂料(玉串料など)の渡し方
切手盆に載せてお渡しするか、袱紗から出して渡す。

以下のいずれかの形でお渡しします。丁寧な形はAです。以下はA(丁寧)→D(略式)へと段階があります。
・袱紗の色はお祝い用・慶事用の色のもの(または慶弔兼用のもの)を使います。
・もし、お車代も用意した場合には、初穂料の下にお車代を重ねて一緒に渡します。


A【切手盆に乗せて、掛け袱紗(かけふくさ)をする】

・切手盆に初穂料(または玉串料など)を乗せ、掛け袱紗をします。
(掛け袱紗=かけふくさ。折り畳まずに、のし袋の上から袱紗を掛けること)
 相手から見て正面になるように右回りに(時計回りに)向きを変えて、お盆を相手の前に出します。
 掛け袱紗は相手がはずします。
「掛け袱紗」のスタイルに抵抗がある場合には、袱紗に包んだものを切手盆に乗せ、相手の目の前で袱紗を開き、向きを変えてお渡しします。

B【台付きタイプの袱紗で包んで渡す】

・台付きダイプの袱紗は、台がお盆の代わりとなっています。
 ふくさを留める爪が右に来るように広げ、内側の台の上にのし袋を置き、左、上、下、右の順で折りたたみ、爪を後ろに回して留めます。相手の前で袱紗を開き、相手の正面からみて正しい向きになるように右回り(時計回り)に回して相手に差し出します。
 
※参考ページ ふくさ>>>他社サイト。別ウィンドウが開きます

C【切手盆に乗せて渡す】

・手渡しではなく、切手盆に乗せて渡す形です。

袱紗が無いときには、手渡しせずに切手盆に乗せて渡します。必ず相手から見て正面になるように向きを変えて出します。

D【金封タイプのふくさから出して渡す】

・正式な袱紗は四角形ですが、最近は略式の金封タイプの袱紗も多く利用されています。このタイプは切手盆に乗せる目的で作られたものではなく、持参したときにサッと広げてのし袋を出せるように、という目的のものです。
 のし袋が露出した状態で手渡しするよりは、相手の目の前で金封ふくさから出してお渡しするほうが丁寧となります。必ず相手から見て正面になるようにのし袋の向きを変えて出します。

ご祝儀の渡し方
もし、棟梁や大工さん、現場監督や職人さんなどのためのご祝儀を用意している場合には、地鎮祭終了後にお渡しする形となります。(ご祝儀は必須ではありませんがお渡しするケースも比較的多いようです。)
やはり、袱紗や切手盆を使ってお渡しするのが丁寧な形ですが、上記B〜Dなどの略式でお渡しすることもあります。
お渡しするスペースや時間が限定されたり、人数が多い場合には、責任者にお渡しして責任者から手渡し・配布して頂くこともあります。

■3.地鎮祭のお金の入れ方、向き、包み方

地鎮祭のお金をのし袋に入れる時の入れ方、お金の向き、包み方は以下のとおりです。
地鎮祭のお金の向き

地鎮祭ののし袋 お金の向き

・お金の入れ方
のし袋の表側に、中袋の表、お金の表の3つの麺が揃うようにします。

・お金の向き
お金の向きは、人物の顔がある方が表側という考え方が主流になっています。お札の枚数が2枚以上になる場合にはお金の向きが同じになるようにします。
中袋には金額を書く欄がアンダーラインや四角い枠などで印刷されているものもあります。

お車代

・お車代のお金の向き
お車代を用意する場合のお金の向きは、人物の顔がある方が表側という考え方が主流になっています。お札の枚数が2枚以上になる場合にはお金の向きが同じになるようにします。

地鎮祭のお金の包み方

包み方

・包み方
のし袋には色々なタイプがありますが、水引きを外せるタイプの場合には、後ろ側から見て下から上になるようにします。
お金は、後ろ側から見ると人物のない側になります。

■4.地鎮祭のお金 書き方(のし袋の書き方)

地鎮祭のお金を包むのし袋の書き方は下記の通りです。
その他の参考情報も紹介します。

地鎮祭のお金 のし袋の書き方

(1)神社・神主・神職への謝礼

・お祝い用ののし袋、水引きは紅白の蝶結びのものを選びます。

・表書きの上段は、「御初穂料」が最も一般的ですが、その他に「御玉串料」「御幣帛料」「御神饌料」「御礼」などの表書きも使われます。

。下段は個人の場合は施主の姓、法人の場合は施主の社名を書きます。

※書き方の詳細はこちら>>>
(2)神主・神職のお車代
・白い封筒に御車代と書くのが一般的ですが、初穂料と同じように紅白の蝶結びののし袋でも良いでしょう。
白い封筒のときには施主の名前は書きませんが、熨斗袋のときには下段に初穂料と同様に姓(法人の場合は社名)を書きます。

※書き方の詳細はこちら>>>
(3)建設会社への謝礼
地鎮祭の費用は(1)の形で支払うケースが大半です。(3)を支払うケースとしては地鎮祭の祭壇の設置も含めた手配一式を工務店や建設会社に一任した場合です。
また、法人の場合にはテントの設営なども工務店や建設会社に依頼することがあり、その場合にも支払いが発生します。この費用は無地の封筒に入れてお渡しするか、白い封筒に「御祭壇設営費」「御祭壇費」などと書いてお渡しします。

・これとは別に御礼をお渡しする場合には紅白の蝶結びの水引きの、お祝い用のし袋に「御礼」と書いたものを用意します。下段は施主の姓または(法人なら)社名となります。
もしのし袋が用意できなければ白い封筒に御礼と書きます。
(4)祭壇へのお供え物

※用意するお供え物について詳しくはこちら>>>

(5)棟梁、職人、現場監督、作業員へのご祝儀

施主が、棟梁、職人さん、現場監督、作業員さんへのご祝儀を用意する場合の表書きは「御祝」で、紅白の蝶結びの水引きののし袋を使います。下段は施主の姓、法人の場合は社名となりますが、法人でも社長が個人的に渡す場合には社名にならべて社長の氏名を書きます。
※このご祝儀は必須ではありません。

(6)ご近所への挨拶の品

地鎮祭を終えて、ご近所に挨拶まわりをする場合の菓子折りには、品物に紅白の蝶結びののし紙をかけます。表書きは「ご挨拶」「御挨拶」などです。下段は施主の姓、法人の場合は社名となります。
※このご挨拶品は必須ではありません。

■5.地鎮祭のお金 相場

地鎮祭のお金の金額の相場を解説します。

地鎮祭のお金 金額の相場

(1)神社・神主・神職への謝礼
・「個人で用意する場合の初穂料の金額の相場は20,000円〜50,000円です。
あらかじめ金額が決められている神社もあります。予約の際に神社(社務所)に「地鎮祭の祈祷の初穂料の金額」として確認をすると良いでしょう。
(2)神主・神職のお車代
・キリのよい金額、3,000円、5,000円、10,000円、20,000円などを用意します。
施主がタクシーを手配して実費を支払うこともあります。

※書き方の詳細はこちら>>>
(3)建設会社への支払い。
・地鎮祭一式または祭壇設置費用やテント設営費などは見積もりや請求書を取ることができます。20,000円〜50,000円程度です。
これらの費用とは別に手配の謝礼を支払う場合は10,000円〜30,000円程度です。
(5)棟梁、職人、現場監督、作業員へのご祝儀

※このご祝儀は必須ではありません。
・棟梁、職人、現場監督、作業員などの人数にもよります。一人あたり@3,000円程度〜。責任者には@5,000円程度〜が相場です。
・人数が多い場合には、棟梁や現場監督などの責任者のみ渡して作業員の皆さんに配っていただくこともあります。

・節約したいときには、責任者、営業担当者、監督、棟梁などのキーマンにのみご祝儀を渡すこともあります。

(6)ご近所への挨拶の品

※このご挨拶品は必須ではありません。一軒あたり@1,000円〜5,000円の予算で、お菓子やなどの消え物が一般的です。洗剤や食品用ラップフィルムなども用いられます。

……参考ページ……
・地鎮祭の準備 >>>
・地鎮祭の流れ >>>
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