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地鎮祭とは、土木工事を行う際や建物を建てる際に、工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式のことを言います。「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読むこともあります。「鎮」の字にはしずめる、落ち着かせるといった意味があります。
工事の着工にあたり、神職をお招きして神様にお供え物をし、祝詞をあげ、お祓いをして浄め、最初の鍬や鋤を入れ、工事の無事を祈ります。

………このページの内容………
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1. 地鎮祭とは
2. 地鎮祭のときに準備するもの
  ・祭壇  ・お供え物
  ・地鎮祭のときに用意するのし袋(初穂料など)
3. 地鎮祭の流れ 次のページへ
  ・地鎮祭の式次第(進行)
  ・地鎮祭の後のご近所への挨拶まわり(地鎮祭の近所への挨拶)
4. 地鎮祭にかかる費用・お金 次のページへ
  ・地鎮祭の初穂料のめやす
  ・地鎮祭の祭壇その他の準備費用
5. 地鎮祭の時の服装 次のページへ
6. 仏式の地鎮祭 次のページへ
7. その他のマナー(お祝い金は必要?ほか) 次のページへ

■1.地鎮祭とは

◎地鎮祭とは、土木工事を行う際や建物を建てる際に、神様に工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式のことを言います。「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読むこともあります。
建物を建てる土地や、土木工事をする土地の氏神様の神主をお招きして地鎮祭をとりおこないます。お供え物をし、祝詞をあげ、お払いをして浄め、施主が初めてその土地に鍬(くわ)や鋤(すき)を入れます。起工式と同時に行われる場合もあります。

◎もともとはその土地の氏神様を祀っている神社が地鎮祭をしていましたが、近年では氏神、産土神、鎮守の神が同一視されるようになってきており、最も近い場所にある神社に依頼することが多くなってきています。

◎地鎮祭の日取り…地鎮祭は慣例的には吉日を選んで行なわれることが多いようです。地鎮祭の吉日とされるのは、大安、先勝(または友引)の日です。儀式は、暦を見て大安または先勝(または友引)の日を選び、午前中に行います。手配や準備は施工会社に依頼するのが一般 的です。出席するのは、施主、施工会社、工事関係者、神職です。
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守り神
・氏神(うじがみ)  
  その一族の守り神、守護神のことを氏神と言います。
現在は、住んでいる土地を守っている神様として、産土神、鎮守の神と同一視されるようになってきています。
・産土神(うぶすながみ)
  生まれた土地を守る神様を産土神と言います。うぶすな、うぶがみ、またはうぶすなのかみなどとも呼ばれます。近年では氏神様と同一視されるようになってきています。
七五三やお宮参りなどのときは、産土神にお参りします。
・鎮守神(ちんじゅがみ)
  寺院、村、国、城など、一定の地域や建物を守護するために祀られた神様を鎮守が身と言います。近年では氏神様と同一視されるようになってきています。
※地鎮祭をする土地の産土神、氏神様がわからないときは、
こちらで電話で尋ねてみてください。別サイトです>>

■2.地鎮祭のときに準備するもの

地鎮祭のときには、工事や建築をする場所の周囲に注連縄(しめなわ)を張り、中央に祭壇を設けます。
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地鎮祭の準備
・祭壇

祭壇の飾り方には決まりがあります。
手配は施工業者に依頼すると良いでしょう。


※盛り付けする三方や祭壇は、神社で借りられる場合もあります。施工業者が持っている場合もあります。


※このページをご覧の方が施工業者様の場合は、神社に電話してみて下さい、相談に乗ってくれます。
[施主が用意するもの]
1,お供え物
お供え物は施主が用意します。
盛り付けする三方や祭壇は、神社で借りられる場合もあります。施工業者が持っている場合もあります。

※一合=180ccです。お米の場合は約150g
※一升=1.8リットルです
お米
  一合

※五合、または一升用意するように、という神社もあります。
予約時に要確認。
・洗米を用意します。

・地鎮祭を行う神社によって、お供えするお米の量に違いがあります。お供えするお米の量に厳密な決まりはないのですが、施工業者または神社にあらかじめ確認してください。

・洗米は、お米をきれいに洗い、ざるに上げ、清潔なタオルまたはキッチンペーパーに広げ、一晩乾かして用意します。
お酒
  一升 ・酒屋に「地鎮祭用」と説明して蝶結びのお祝い熨斗(祝儀用ののし紙)をつけてもらいます。
熨斗の表書きの上段は「奉献」下段は、施主(または施工者)。
お酒は通常は施主が用意します。上記の画像の例では、工務店の名称の熨斗がついています。

・上の画像のように一升壜でOK。日本酒でなくても焼酎でも良いようです。

※「祝儀樽」という、慶事・お祝い用の樽を使うこともあります。
お供物
  海の幸 ・めでたい鯛が代表的ですが、それに代わる魚でも可(魚ならなんでもOK。尾頭付きを用意します)と、昆布またはワカメなどの乾物
山の幸 ・果物
上記の画像の例では、パイナップル、グレープフルーツ、りんご、オレンジが載っています。
野の幸 ・野菜として、地面の上にできるもの(トマト、なす、胡瓜など)と、地面の下にできるもの(人参、大根、いも類など)
  一合  180ml、180cc
(サラサラの塩と、しっとりした塩では重さが異なります。ここはあえて容積で記載します)
  一合  180ml、180cc
2,初穂料

・施主は、神職への謝礼(神社へのお礼)のお金を用意します。神社に支払う謝礼を初穂料、玉串料などと言います。

・この時に使うのは祝儀用ののし袋です(右の画像を参照してください)。蝶結びの赤白のお祝い熨斗袋に入れて、表書きの上段は、「御初穂料」。 下段は個人の場合は施主の姓、法人の場合は施主の社名を書きます。

・「御初穂料」「御玉串料」「御神饌料」「御礼」などの表書きも使われます。
個人で用意する場合の初穂料の金額の相場は2〜5万円です。
あらかじめ金額が決められている神社もあります。予約の際に神社(社務所)に「地鎮祭の祈祷の初穂料の金額」として確認をすると良いでしょう。
3,榊
・榊は施主が用意します(榊=「さかき」と読みます)。花屋で購入ができます。大きめの榊(またはそれに代わる常緑樹)を5本くらい買って下さい。
4,湯呑み、または紙コップ
・湯呑みまたは紙コップは施主または施工業者が用意します。地鎮祭の最後に全員でお神酒を頂く時には使います。必要と思われる数を用意して下さい。
(一般的な地鎮祭では、小さい盃よりも容量の多い湯呑みやコップなどを用いて祝うことで、より一層祝賀ムードが高まります)

※会社の社屋建設などで、まとまった数が必要な場合には、枡を用意するのも良いでしょう(枡=「ます」と読みます)。
最近は枡もネット上で簡単に入手できます。早めにオーダーすれば文字を入れられるショップもあるようです。社名や年月日などを入れると記念になります。
5,半紙
・施主が半紙1帖(20枚)を用意します。事務用品店で販売しています。通常100円〜500円程度です。
[一般的に施工会社が用意するもの]
・青竹、笹竹

・青竹、笹竹を4本用意します。これは、注連縄(しめなわ)を張り巡らす時に四方の支柱として用います。
 
・竹を自分で用意する場合は、3m弱くらいの長さに切りますが、地面にさしやすいように右の画像のように斜めに切ると良いでしょう。竹の下の方にもし枝があるようなら枝を落とし、上の先端の方の葉はつけたままにしておきます。

・右下の画像を参考にし、工事、施工をする土地の中央に約180cm〜270cm(一間=いっけん〜1間半くらい)四方に支柱をたてます。
・注連縄(しめなわ)

・祭壇は、南向きまたは東向きにしつらえます。

・注連縄は右の画像のように四方に張り巡らします。縄の高さは背丈ぐらい。注連縄を張ることで、周囲と区切り、神聖な場所(聖域)となります。

・注連縄の張り方は、右の画像(赤字でココからと示す)のように、祭壇が南向きの場合は北東の角から時計周りに張り、祭壇が東向きの場合には、北西の角から時計周りに張ります。

・注連縄に用いる縄は普通の荒縄で構いません。半紙または奉書紙で作った紙垂(かみしで)をつけます。
・盛り砂、盛土
盛り砂は、齋砂とも言います。
バケツ3杯〜適宜を、右図のように祭壇の右手前に円錐形に山盛りにします。
・鍬(くわ)、スコップ
初めて鋤(すき)や鍬(くわ)を入れる穿初(うがちぞめ)、刈初(かりぞめ)という儀式に使います。もともとは、白木で作ったものを使用していましたが、現在は新しいもの(新品)を用いることが多いようです。
・その他
・工事の規模や施主の希望により、紅白幕や、テントや椅子などを設営して行う場合もあります。
3. 地鎮祭の流れ 次のページへ
  ・地鎮祭の式次第(進行)
  ・地鎮祭の後のご近所への挨拶まわり(地鎮祭の近所への挨拶)
4. 地鎮祭にかかる費用・お金 次のページへ
  ・地鎮祭の初穂料のめやす
  ・地鎮祭の祭壇その他の準備費用
5. 地鎮祭の時の服装 次のページへ
6. 仏式の地鎮祭 次のページへ
7. その他のマナー(お祝い金は必要?ほか) 次のページへ
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