面接、自己紹介

自己紹介とは、初めて会う相手に自分の名前、職業などを伝えることをさします。採用試験の面接の場合の自己紹介は履歴書や職務経歴書などの書類上だけでは伝わらない「あなたの人柄」を見るためのものです。社員、アルバイト、パートなどいずれの職種でも行なわれ、合否を決める際の重要な役割を占めます。 このページでは、就活中の皆さんのために、面接試験で想定される自己紹介についてご説明します。
…… このページの内容 ……
面接とは?面接と自己紹介
面接試験での自己紹介
・新卒・学生の場合(就職・就活)
・社会人の場合(再就職・転職)
・自己PR
面接試験に必要な心構えと面接マナー

■ 面接とは?

ここでいう面接とは、就職試験や採用試験の時に行なわれる面接試験のことをさします。採用(求人)においては、ほぼ100%、何らかの面接が行なわれます。履歴書や職務経歴書といった書類上だけではわからない「その人の人物、人となりや人柄の一面」を見るためのものです。社員、アルバイト、パートなどいずれの職種でも行なわれ、合否を決める際に重要な役割を担います。
 面接は、グループ面接と個人面接とに分けられます。(一次選考、二次選考など、数次にわたる選考が行なわれるような場合には)グループ面接は初期の専攻に近い部分で実施され、最終選考に近いものは、個人面接である場合が大半です。また、グループ面接に関しては実施されない場合もあります。
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面接試験の種類
1.グループ面接
・同時に数人の面接試験を行ないます。応募者数人に対し、面接官も数人で実施します。

・選考の初期段階(例えば一次選考など)で実施されることが多い面接です。こうした場合には人数を絞ることを目的にしている可能性が高いものです。面接官に好印象を持ってもらうこと及び印象に残ることが大切です。

・アルバイトやパートの面接では、グループ面接を実施する企業は少ないようです。
2.個人面接
・応募者(求職者)1名に対し、面接官1名〜数名で面接を実施します。

・選考の終盤(例えば最終選考など)で実施されることが多い面接です。場合によってはグループ面接を行なわず個人面接だけという場合もあります。積極性や熱意をアピールすることが大切です。

・アルバイトやパートの面接では、一対一の個人面接が多いようです。
面接試験の重要性
1.マナーや態度のチェック
企業人として、また社会人としてふさわしい礼儀、マナー、態度が身に付いているのかをチェックします。
2.熱意、人柄のチェック
仕事に対する熱意、情熱、やる気について、質問を通して判断します。
また、書類だけではわからない“人柄 ”の部分についても面談を通じて理解しようとします。

■ 面接試験での自己紹介

 それでは面接試験での自己紹介について説明します。
新卒の就職面接の自己紹介と、社会人の転職の場合の自己紹介について、受け答えの例も紹介します。 派遣社員の登録の際にも面接があります(派遣社員の場合には社会人の転職の面接を参考になさって下さい)。
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1.簡単な自己紹介

・面接官から
「それではまずはじめに簡単に自己紹介をお願いします」
と言われた場合について考えてみましょう。

長くなり過ぎないように簡潔に述べる。

面接の冒頭などで良く行なわれる自己紹介です。
「簡単に」と言われた場合には、本格的な面接試験に入る前に、あなたの氏名や履歴書の内容を簡単にチェックすることを目的としています。ポイントをのがさず、かつ、あまり長くなり過ぎないようにします。

面接官から「自己紹介を」と限定された場合には、自己PRは控えめにします。
A. 新卒・学生 就職・就活での自己紹介
内容
  (1)名前
(2)大学名、短大名、専門学校名、高校名
(3)学部専攻、専門分野、卒業論文のテーマ、部活動、ゼミなど
(4)特技、趣味など
(5)応募動機
(6)その他…自己PR
説明
  ・学生の場合、自己紹介で話す内容の優先順位は、
(1)名前、
(2)学校名、
(3)専攻、専門、学んでいること、身につけていること、打ち込んでいること、卒論のテーマなど
の順です。
(4) 特技や趣味は必須ではありませんが、この部分が面接官の印象に残る話題となるケースもあり、短いコメントで語れるのであれば軽く触れても良いでしょう。
(5)応募動機については、面接の質問の中で出てくる可能性が高いので短い自己紹介の際に述べる必要はありません。
また、同様に(6)の自己PRも、控えめにします。
文例1
サンプル大学情報学部の見本一朗と申します。
専攻は情報デザイン学科で、ここ数カ月はマスコミ関係のインターンシップを数社経験しました。『理論プラス実践』がモットーです。
フットワークの良さには自信があります。宜しくお願いします。
文例2
見本太郎と申します。サンプル大学理工学部電子工学科で、半導体◯◯研究室で修士論文の執筆中です。
 スポーツは小学校からずっとバスケットボールをやってきました。大学1年のときに試合中の怪我で膝を故障してからはマネージャーとしてチームを支えてきました。選手としては一流になれませんでしたが、チームワークづくり、ムードづくりではチームに貢献できたと自負しています。
B. 社会人 再就職・転職での自己紹介
内容
(1)名前
(2)最終学歴(=具体的な大学名学部名、短大名学部名、専門学校名、高校名)
(3)職歴と各職場で経験した業務など
(4)特技、趣味など
(5)応募動機
(6)その他…自己PR
説明
・社会人の場合、自己紹介で話す内容の優先順位は、
(1)名前
(2)出身校名と専攻
(3)職歴と各職場で経験した業務などの順です。
特に必要なのは(3)の職歴および各職場で経験してきた業務を述べることですが、面接の質問の中で詳しく聞かれるため、簡単に触れる程度で良いでしょう。
(4) 特技や趣味は必須ではありません。
(5)応募動機については、面接の質問の中で出てくる可能性が高いので短い自己紹介の際にで述べる必要はありません。
また、同様に(6)の自己PRも、控えめにします。
例文3
見本一朗と申します。サンプル大学工学部経営工学科を卒業後、○○株式会社に勤める傍ら勉強して、このたび税理士資格を取得しました。
 税理士としての実務経験はありませんが、前職では企業の経営企画部におりましたので、決算業務だけでなく会社法、下請法、業務委託に関する契約書などに若干の知識と経験を得る事ができました。税理士の業務を通して企業とコミュニケーションをする際に役立つのではないかと思っています。どうぞ宜しくお願いします。

2.自己PR

・面接官から、自己紹介の中で
「最後に自己PRをお願いします」
と言われた場合について考えてみましょう。

自己PRでは、自分のセールスポイントは何なのかを簡潔に述べる。

面接の中間または最後などに良く行なわれる質問です。自己紹介の中で述べる自己PRは控えめにします。
面接の中での「自己PR」詳細は別ページをご参照下さい>>>

 自己PRのポイント
1.具体性や客観性を持たせる
2.謙虚さを忘れずに
3.適度な緊張感も必要
4.長くなり過ぎないように
詳細は別ページをご参照下さい>>>

■ 面接試験に必要な心構えと面接マナー

面接官は、書類上ではわからないあなたの人柄を見ようとしています。面接試験に際し、下記の点を心掛けるようにしましょう。
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★相手に好かれるようにする
好印象をもたれるように心掛ける。

・ひとことで「好印象をもたれる条件」といっても難しいものです。ここはひとつ逆の発想から考えてみることにします。
「相手に悪い印象を与えてしまうような条件をなくす」ことから、正解へとアプローチしてみることにしましょう。

1-(1). 暗い表情、聞き取りにくい言葉は避ける

笑顔、明るい表情を心掛ける

●暗い表情でボソボソと話す相手と、毎日顔を合わせて同じ職場で一緒に働きたいと思いますか?
やはり表情は明るく、笑顔で話すようにしましょう。話をするときには、質問者(相手)の目を見て笑顔で答えること。
意見を求められた場合にも笑顔で話すようにします。

言葉や返事ははっきりと
● ぼそぼそと聞き取りにくい言葉を話す相手とはコミュニケーションがとりにくいものです。言葉や返事はハッキリと述べましょう。面接では最も必要な部分です。

1-(2). 相手が質問や説明をする際には積極的に聞く姿勢を示す

うなずく、同意する、積極的に聞く
●お互いの会話がスムーズに進むためには、聞く姿勢も大切です。
面接官からの問いかけには、目を見て笑顔で返事をする、うなずく、声に出して同意するなど、積極的に聞く姿勢を示すようにします。
但し、わざとらしくならないように注意して下さい。

●また、他の受験者が回答しているときもきちんと聞くようにします。
★基本的な挨拶や態度
名前を呼ばれたら返事をする

●面接会場と、控え室とに分かれて会場がセッティングされることも多いようです。控え室に待機し名前を呼ばれたら、きちんと返事をして立ち上がるようにします。

●面接を実施している最中にも名前を呼ばれたり、呼び掛けられたりします。返事の際にはきちんと聞こえるように声を出します。

入室と退室の面接マナー
[入室]
(1)入室の際にはノックを3回(または4回)します。
(※海外では4回が正式ですが、日本のビジネスマナーでは3回が主流です。2回はトイレなどで行なう空室チェックのノックとされます)

(2) 中から「どうぞ」と声がかかってから「失礼します」とドアをあけます。

(3)ドアを開けたらおじぎをして中に入ります。一歩進んで氏名を名乗り、一礼します。椅子の近くに行くように案内されます。

(4)椅子の横で立ち止まり、一礼します。「どうぞ」あるいは「着席してください」と言われてから着席します。

[面接試験が終わったら]
(1)終了と言われたら、着席の状態で「ありがとうございました」と声に出して挨拶し、一礼します。丁寧におじぎをしてください。
(そのあと、グループ面接の場合にはケースバイケースですが、立ち上がってからもう一度椅子のところで一礼することもあります。)

(2)退室する前にドアの前で立ち止まり、身体の向きを変えて面接官に「失礼します」と一礼します。

(3)ドアを開けて、身体が外に出たら、軽く礼をしてドアをしめます。