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 長寿を祝う節目の年齢には、還暦、古稀、喜寿、傘寿、米寿などの名称があり、「賀寿(がじゅ)」として家族でお祝いをしてきました。平均寿命が延びた最近では60歳の還暦はまだまだ長寿というよりは現役の年齢。急にお年寄り扱いされるのも寂しいものです。あまり大げさなお祝いはしない方がよいかもしれません。本格的に長寿を祝う古稀(70歳)や喜寿(77歳)くらいからは、祝宴をはってプレゼントを贈るのが一般的です。本人の希望に沿う形でお祝いしましょう。このページでは賀寿の名称や意味と長寿祝いのマナーをご紹介しています。
………このページの内容………
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1. 長寿お祝いの名称とその由来
2. 長寿祝いと色
3. 長寿のお祝いをする
4. 長寿お祝いののし・熨斗袋
5. 長寿祝いの贈り物のヒント
  お祝いの贈り物、高級品、還暦お祝いのお食事会・旅行
贈ってはいけないもの

■1.長寿お祝いの名称とその由来

 長寿のお祝いは、昔から数え年の誕生日に祝うものでしたが、最近では満年齢で祝う人も増えているようです。ただし、還暦だけは必ず満60歳、数え年61歳でお祝いします。
長寿祝いには、それぞれ名前がついています。下記に一覧早見表をご紹介します。
家族みんなでスケジュールを調整してお祝いしましょう。
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長寿お祝いの名称一覧 早見表
最近は満年齢で祝うケースが増えています。
数え年齢 名称 由来
61歳 還暦 生まれた年の干支にもどることから。
(数え61歳。満60歳で祝う)
70歳 古稀
(古希)
唐の詩人・杜甫の「人生七十古来稀なり」に由来。
77歳 喜寿 「喜」のくずし字の、七十七と読める形から。
80歳 傘寿 「傘」のくずし字の、八と十を重ねた形から。
88歳 米寿 「米」の字をくずすと、八、十、八に分かれるので。
90歳 卒寿 「卒」のくずし字「卆」が九十と読めることから。
99歳 白寿 「百」から横線の「一」を取ると「白」になるので。
100歳 紀寿 100年=一世紀を表わす「紀」から。
101歳 百一賀(ひゃくいちが)

100歳以上は101歳は百一賀、102歳は百二賀、103歳は百三賀…となる

108歳 茶寿 「茶」の字をくずすと、二十と八、十、八に分かれるので。
111歳 皇寿

「皇」は「白」と「王」にわかれる。
「白」は、「百」から横線の「一」を取ると「白」になるので99歳を表わし、「王」は「十」と「二」に分けることができる。
ゆえに「白」(99歳)+ 「十」「二」で111歳。

 余談ですが、将棋の世界では「盤寿(ばんじゅ)」と呼ばれる長寿のお祝いがあるそうです。盤寿は将棋盤のマス目の数が9×9=81ということから来ているそうです。筆者はこの言葉をNHK-TVの落語の番組で落語の前の枕部分で知りました。

 もともと、将棋界以外の一般の長寿祝いで「半寿(はんじゅ)」というのがあります。 「半」という字をバラバラにすると八と十と一に分けることができるため、八十一歳を半寿と呼びます。長寿のお祝いの名前であるだけでなく、81歳の別称でもあります。

 現代では八十歳の傘寿の方が有名ですが、満80歳になる同じ日に、数えで81歳の盤寿のお祝いを将棋好きのお父さん、お祖父さん、恩師にしてあげてはいかがでしょうか。

■2.長寿お祝いの色

 長寿祝いの際に、赤いちゃんちゃんこを贈ることで知られているのが還暦のお祝いですが、その他の長寿祝いにも色があります。
一部ご紹介します。
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長寿祝いの色
数え年齢 名称 長寿祝いの色
61歳
(満60歳)
還暦 赤、朱
70歳 古稀(古希) 紫、紺
77歳 喜寿 (一部に、紫、紺色という説があります)
80歳 傘寿 (一部に、黄色という説があります)
88歳 米寿
99歳 白寿

■3.長寿のお祝いをする

 長寿のお祝いに何を贈るべきか、という決まりは特にありませんが、地味な物は避けましょう。いつまでも若々しく、との願いを込めます。
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長寿祝をする
長寿祝いのマナーとポイント
●還暦だけは必ず数え年61歳、満60でお祝いをします。
他の長寿祝いについては本来は数え年で祝うものでしたが、 現代では満年齢で祝う人も増えています。

●贈り物は、還暦では昔から赤のちゃんちゃんこ、あるいは、赤の入った衣類などが良く言われていますが、還暦に限らず本人の趣味に合った実用品が喜ばれます。
 多少、実際の年齢よりも若々しい、派手めの物を選びましょう。

●スケジュール…お祝いの日は誕生日の他、敬老の日などの祝日でもよいでしょう。贈り物は前日には届くようにします。

●長寿祝いの贈り物にはおいわいのしをかけましょう。このページの下の項目「4・長寿のおいわいのし」で説明します。

◎長寿お祝いをいただいた場合のお返しは、茶器などの記念品を配ることが多いようです。
のしの表書きは「内祝」「寿」などと書きます。
備考
◎贈り物だけでなく、家族でのお食事会、家族旅行などのアイディアがあります。
本人の希望を確かめてから、そ れに沿った形で、どんなお祝いにするかを決めると良いでしょう。

◎長寿お祝いのなかでも、還暦は、まだまだ現役の年齢です。
急に年寄り扱いをしたりせず、大げさなことは避け、誕生日に還暦のお祝いも兼ねて贈り物をする 位の方が喜ばれるかもしれません。

◎お祝いの品物には、白赤または 金銀の水引をかけ、のしをつけます。表書きは、「祝古稀」等。
【のし袋】参照
長寿祝いの電報を贈る
長寿祝いのマナーとポイント 備 考
●お祝いのプランがなかなか決まらないという方には、長寿のお祝い電報をおすすめします。
 長寿祝いの言葉には、還暦、古稀、喜寿、傘寿、米寿、卒寿など、長寿の呼称を書き添えます。

[長寿祝いの言葉・メッセージ文例]
喜寿のお祝いを申し上げます。
これからもお母さんと仲良く、元気で長生きしてください。41文字
◎左記以外の長寿祝いの言葉・メッセージの文例は別 ページで紹介しています。
花束と一緒に贈るプランもあります。[長寿のお祝い電報
届け先の近くのお花屋さんが 直接手渡しでお届け。 ★当日配達もOK!

■4.長寿のお祝いののし、熨斗袋について

・子供一同、孫一同でお祝いの品物を贈る時ののしの表書きについて説明します。
長寿のお祝いは、何度でもお祝したい慶事なので、水引きは紅白の蝶結びを使います。
・上段には、「祝米寿」「祝還暦」などと書き、下段には、縦書きで連名にしたり、子供一同、孫一同などと書くと良いでしょう。
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長寿のお祝いののしの書き方

長寿祝いのマナーとポイント 表書き・のし・水引 (マナー)
●還暦は必ず数え年61歳、満60歳でお祝いをします。
他の長寿の祝いは、昔は数え年でお祝いしていましたが、現在は満年令でお祝いすることも多いようです。

●還暦(61歳)
●古稀(70歳)
●喜寿(77歳)
●傘寿(80歳)
●米寿(88歳)
●卒寿(90歳)
●白寿(99歳)

●お返しの表書きは「内祝」や「寿」など。

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還暦祝いの
のしの例
祝還暦
蝶結び

◎表書き
「祝還暦」
「御還暦御祝」
「祝喜寿」
「御喜寿御祝」
 など
(年令に応じた名称に「祝」をつける)
または単に「御祝」など。

◎のし
 つける

◎水引
 白赤・金銀の蝶結びを

■5.長寿のお祝いのヒント

お祝いの贈り物、高級品、還暦お祝いのお食事会・旅行,宴などのアイディアや、贈ってはいけないものについて説明します。
※家族揃ってのお食事会なら、ぜひその日に合わせて用意したいもの
  花束を渡そう!>>還暦お祝い・長寿お祝いに、おすすめの花のページへ
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お祝いや贈り物の例 と 長寿祝いをする際のマナーとポイント
長寿祝いのお食事会、長寿祝いの旅行
  ●子供一同、孫一同など、全員揃ってお食事会や旅行などを企画されてみてはいかがでしょうか。
筆者は、家族で旅行をし、ふだんはめったに揃わない家族が全員揃ったところで、記念写真を撮影してもらいました(ホテルの写真室をあらかじめ予約した上でプロによる撮影をしてもらいました)。

ホテルには、婚礼などに備えて写真撮影のスタッフがおります。宿泊の予約を入れる時点で、撮影の可否を確認し、予約をすると良いでしょう。手頃な料金で、思い出づくりができます。
必要なら貸し衣裳も利用できます。
職場での長寿祝い
  ●職場では、還暦を祝う会や、還暦祝の宴を催すこともあります。

●長年勤めた60歳を記念する同期会などは大変楽しいものでしょう。60歳はまだまだ現役。入社当時の思い出を聞いたり、これからの抱負を語ってもらったり、趣味をお披露目する機会や時間を設けたりなど、肩のこらない楽しい会にしたいものです。
お祝いや贈り物の例 と 長寿祝いをする際のマナーとポイント(つづき)
お祝いの贈り物アイディア
  ●旅行やお食事会のほかに、「モノ」でお祝いしたいという場合のヒントです。
・腕時計、健康器具、マッサージチェア、ゴルフクラブ、高級万年筆、食器や酒器など。
また、現金を包むこともあります。
お祝いに高級品をお考えの方へ
  ●予算に余裕があって、高級品を贈りたいという方へ。
時を刻む時計は、長寿祝いにふさわしい贈り物です。高級腕時計なら金額はかなりのものになります。
ブランド物がお好きな相手であれば、バッグなどのブランド品も喜ばれるでしょう。また、更に高額な贈り物としては、車なども高額な贈り物と言えます。
最高級品のお酒・ワイン、最高級のホテル・旅館での宿泊、豪華客船での旅行などもかなり高価なプレゼントになります。
贈ってはいけないもの、贈るのが難しいもの
  ●相手の趣味や好みに合ったものを贈ることが大切です。

●贈ってはいけないものとしては趣味をおしつけるものや、好みが分かれるもの、趣味ではないもの、興味のないもの、サイズの合わないもの、使わないものを贈るのは避けるべきでしょう。何を贈るのかアイディアに困ったり、プランに迷う場合には相手に欲しいものを尋ねたり、現金で贈ることもあります。

●受け取る相手によっては「お茶」(弔事に使われたりするため)や、櫛(苦や死を連想させるから)が縁起が悪いと思うかもしれません。親しい人以外に贈る場合には注意しましょう。
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