お中元と言えば…
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ビジネスのお中元
お中元のお礼状例文
暑中見舞い書き方とマナー
礼状の書き方と文例
お返しのマナー
冠婚葬祭マナー
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日頃お世話になっている方に感謝の気持ちを込めたり、またこれからもよろしくお願いしますという気持ちをこめて贈るお中元。お中元は、夏のご挨拶とも言われ、大好きなあの人に親愛の情を込めて贈るお中元へと少しずつ変化してきました。

このページでは、お中元の由来と意味や、お中元のマナーとのしの書き方、お中元を贈る時期や、つい忙しくてお中元の時期を過ぎてしまった場合のマナー、御中元のギフトの選び方などについて説明しています。

 
 
 
 
1. お中元の由来と意味
2. お中元のマナー
3. お中元を贈る時期
4. ついうっかり御中元の時期を過ぎてしまったら
5. 御中元のギフトの選び方
6. お中元を頂いたら?(お返しやお礼状など)
7. 取引先へお中元を贈る    →※別 ページ(ビジネスマナー)へ
8. 取引先からお中元を頂いたら?→※別 ページ(ビジネスマナー)へ





 
■ お中元の由来と意味
 日常生活では、お中元とお歳暮という言葉は耳にしますが、この言葉の由来や意味を御存じですか?
実は筆者はなんとなく、「元」は「元旦」「元日」の元であることから、一年の中頃にする行事だからお中元は「中」の字がつくのかな、年の暮れにする行事だからお歳暮は「年の暮れ→歳の暮れ」と書くのかな、と思っていました。
この項では、お中元の由来と意味についてご紹介いたします。

項目 ポイント 解説
三元 ●中元とは、中国に端を発する「道教」の、上元、中元、下元、の三元からなる行事のひとつ。 ●上元は旧暦1/15、中元は旧暦7/15、下元は旧暦10/15に行われます。道教においてはそれぞれの行事を行います。
道教 ●道教とは、中国三大宗教とされる仏教、儒教、道教のひとつ。老子が教祖とされる。 ●日本には仏教や儒教と同じ頃に伝えられたと言われています。もともとの道教から変化していますが、風水は道教の陰陽五行説を応用したものとされるほか、二十四節気などの暦に関することも道教の影響を受けているという説もあります。
中元 ●中元は元来贖罪の日として、罪を償うため火を焚いて神に祈る行事であった。 ●日本では、中元はちょうど仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)の時期と重なります。盂蘭盆会は、送り火や迎え火など火を焚き先祖の冥福を祈り供養する行事であり、この行事と道教の中元の行事が融合していきました。

●現在の中元は、先祖を敬う行事が、お世話になった人に尊敬や感謝の気持ちを表わすものへと変化したものとされています。

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■ お中元のマナー
 
 本来は持参して渡すのが礼儀ですが、現実にはデパートやお店などから送ってもらうケースがほとんどですね。
 まずは正式なマナーを知っておきましょう。持参しない場合には「送り状」を郵送します。品物が届くよりも早く「送り状」が届くようにしましょう。「送り状」には日頃お世話になっていることへのお礼や、お中元を送ったということをはっきり書くようにします。

項目 ポイント 解説
お中元は誰に贈るの? ●贈らなくてはいけないという決まりはありません。

[贈り先の例]
◎いつもお世話になっている方
◎結婚している場合にはお互いの実家の両親
◎上司
◎仲人
◎結婚して間もない場合には、結婚式の時に主賓としてお招きした方
◎子どものお稽古ごとの先生
◎お礼の気持ちをあらわしたい友人、知人
◎兄弟姉妹、親戚など。
●日頃お世話になっている人や、ふだん会えない人に感謝の気持ちをこめて贈ります。

●結婚の日取りが決まったカップルの場合には、お互いの実家から相手の実家に送ることもあります。

●学校の先生に贈るのはNGです。ピアノやバレエなど、お子さんのお稽古ごとの先生に贈ることはあるようです。

●上司に贈るケースは減ってきているようです。 会社として禁止しているところもあります。新入社員の方は親しい先輩か総務部などの担当者に確認をしてみて下さい。
お中元ののしの書き方は?
●上段は
「御中元」
「お中元」

● 下段は
「佐藤」
「佐藤一郎」
など
●持参して手渡しするときは外のし、宅配便などで送るときには控えめに内のし、という場合が多いようです。

●お礼の品です、という体裁にしたい時には、のしの表書きも上段を「御礼」「お礼」などとします。
●ここ十年来は紙資源節約の立場から「簡易のし」と呼ばれる短冊タイプ(短冊のし)も多くなりました。

●水引きは、紅白の蝶結びのものを使います。
基本的に熨斗はつけますが、魚や肉等の生臭ものにはつけません。

●外のしとは、包装紙で品物を包んだ上からのしをつけること、内熨斗とは、品物の箱に直接のしをつけ、その上から包装紙で包むことを言います。
お中元の贈り方は

●風呂敷に包んで持参するのが正式なマナーですが、遠方であったり忙しかったりとの理由から、最近は宅配便で送るケースも増えてきました。

●持参する場合
◎早朝や食事どきは避け、午前10〜11時、午後14〜16時くらいに訪問します。
◎事前に相手の都合をうかがわずに急な訪問をする場合には、玄関先で御中元をお渡しし、すぐに失礼するのがマナーです。
※訪問のマナー参照>>>
◎まずはご挨拶をしてから品物をの風呂敷包みを解きます。
◎お渡しするときに、風呂敷包みを解き、先方がのしを正面 から読めるように品物の向きをあらためて手渡しをします。
◎デパートやお店の紙袋で持参する場合にも、お渡しする時には必ず紙袋から出し、先方が表書きを読めるように品物の向きを正して両手でお渡しします。

●宅配便で送る場合
◎やむを得ず宅配便で送る場合にも、送り状を郵送するのが正式なマナーです。品物に同封するか、または品物が届くよりも早く「送り状」が届くようにしましょう。「送り状」には日頃お世話になっていることへのお礼や、お中元を送ったということをはっきり書くようにします。

●持参する場合
◎デパートやお店の紙袋に入れて持参しても良いのですが、正式には風呂敷に包みなおして持参するのがマナーです。

◎急な訪問の場合でも
「これからお伺いしたいのですが」
「玄関先ですぐに失礼しますので」
と電話を入れてから伺う方がベターです。
先方がお仕事をお持ちの場合は休日に伺うようにします。
※訪問のマナー参照>>>

◎例えば車に数軒分の御中元の品を積んで、順番に訪問するような場合には、これから訪問するお宅の分のみを風呂敷に包み、残りは社内に置いて車を出ます。

●宅配便で送る場合
◎ 宅配便で送る場合の「送り状」の文例は、挨拶状のページで紹介しています。
※挨拶状のページへ>>>
お中元とお歳暮は必ず両方贈るの? ●御中元と御歳暮は、必ず2つとも贈らなくてはならないというものではありません。
もし、一回で済ませたい場合には、お中元をやめて御歳暮だけにします。
●御歳暮には、半年間のお礼と、一年間のお礼の両方の意味があります。お中元とお歳暮の両方を贈る場合には、半年ごとに感謝の気持ちを表わすことになります。お歳暮だけの場合には、一年分の感謝の気持ちを表わすことになります。
そろそろお中元をやめたい

●数年間にわたり贈り続けてきた相手への御中元は、なかなかやめにくいものです。
突然スパッとやめるのではなく、まずは「御中元をやめてお歳暮だけにする」→「お歳暮の品物の金額を徐々におさえていく」→「年末の挨拶状だけにする」というように、徐々に負担を軽くしていきましょう。

●昔は、仲人をしていただいたご夫婦には、ずっと御中元やお歳暮を贈る習慣もあったようですが、現代では三年くらいがめやすと言われています。
喪中の方へのお中元は? ●御中元には、日頃の感謝の気持ちを表わす意味がありますので、贈り手、受け手のいずれが喪中でも問題ありません。但し、初七日が終わらぬ うちや、法要の日に持参するのはやはり避けた方が良いでしょう。 ●デパートやお店などで相談し、外のしとして紅白の水引きの立派なのしを用いずに短冊のしなどのシンプルなのしにして頂く等の心遣いをしても良いと思います。
また、ご不幸があって間もないお宅にお中元を贈る場合には、時期をずらして「暑中お見舞い」「暑中お伺い」や、「残暑お見舞い」「残暑お伺い」としても良いでしょう。

※お中元の時期については、このページの次項で説明しています。





 
■ お中元を贈る時期
 お中元を贈る時期は、地方によって異なります。
例えば、関東と関西でも異なります。下記をご覧下さい。
最近の傾向としては、エリアを問わず早めに贈る方もいらっしゃるようです(関東地区では6月下旬に御中元を贈る方もいらっしゃるようです)。

時期 のしの
表書き
解説
7月上旬〜7月15日 お中元
御中元
●左記は関東地区を中心とした、平均的なお中元の時期です(関東地区では、早々に6月下旬に贈る方もいらっしゃいます)。

● 関西地区の御中元は、7月上旬〜8月15日まで。
関西では旧盆(月遅れ)の習慣があることから、御中元についても月遅れで行う地域があるのです。
もし贈る時期を迷う場合には、関東、関西の時期が重なる7月上旬〜15日頃に贈るのが無難でしょう。

●もともと中元は旧暦の7月15日に行われた行事でした。現在では旧暦ではなく新暦(現在の暦)の7月15日の頃に贈るならわしとなっています。



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■ ついうっかりお中元の時期を過ぎてしまったら?
 お中元を贈る時期については上で述べたとおりですが、この時期を過ぎてしまった場合には、のしの表書きを変えるようにします。
 たとえば相手方のお宅にご不幸があって間もない場合などには、先方が落ち着くまで少し時期をずらし、下記の暑中見舞い、残暑見舞いといった時期に贈ってみてはいかがでしょうか。

時期 関東を中心とした平均的な
エリアののしの表書き
関西の旧盆地区では
7月上旬〜7月15日 お中元、御中元 8月15日までは御中元
7月16日〜立秋(8/7頃) 暑中御見舞。暑中お見舞、暑中お伺、暑中御伺
立秋を過ぎたら〜9月上旬まで 残暑御見舞。残暑お見舞、残暑お伺、残暑御伺 8月16日〜9月上旬まで残暑お見舞い

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■ お中元の選び方
 お中元の予算は、だいたい3,000円〜5,000円と言われています。
できれば儀礼的なものではなく、喜ばれるものを贈りたいですよね。
では、どんな贈り物を選べば良いのでしょうか。
 

おすすめのお中元の選び方
心配りのポイント 解説
家族構成をチェック ・例えば子どもがいる家庭には、子どもも大人も食べられるお菓子を。
・例えばお酒が好きなご主人がいるご家庭には酒の肴にもなるものを。
・例えば三世代同居のご家庭には、世代を問わずよろこばれるものを。
・例えば、大家族には、家族みんなでわけられるように数が沢山入った
ものを。
季節感 ・夏においしいビールや清涼飲料を。
・夏においしいひんやりデザートを。
・夏においしい旬の果物を。
・夏バテ防止にスタミナのつくものを。
・夏の肌に気持ちのよいサラサラのシーツを。
イチ押し、オススメのもの

・あなた自身がその美味しさ、良さをぜひ先方に味わってほしいと思う品を。
・先方のために特別に取り寄せた珍しいものを。
・安心しておすすめできる有機栽培,
無農薬栽培の食品や、原料,製法をはじめとする素性のはっきりした商品を。
・健康志向の、ダイエット食品を。

特産物 ・あなたが住んでいる土地の特産品を(他の地域の人には新鮮で安いものが手に入らないものや、地元の銘菓など)。
特徴づけ、印象づけ ・毎年同じものを贈るというのも良いでしょう。先方もきっと毎年楽しみにしてくださるはず。あなたは「毎年○○を贈ってくれる佐藤さん(例)」というイメージになります。

・先方が特にお好きなものを。 例えばお酒がお好きな方の場合には地元の名酒を…先方の個人的な好みを汲んだプレゼントということで、好感度アップにつながります。
無難なもの [相手の家族構成や好みがわからないときは無難なものを選びます]
・例えば、毎日の生活に欠かせない消耗品を(洗濯洗剤など)。
・先方の自由に使える商品券を(ありきたりですが根強い人気です)。
お店に出かける前に
送り状の代わりに ・親しい間柄の人に品物を贈る場合なら、送り状代わりのカードを用意して持参し、商品に同封を依頼するという手もあります。
名刺〜ハガキくらいの大きさのものに、ひとこと言葉を添えます。
(ワンポイント!…何を贈るか決めていない場合には、用意するカードの文面 を無難なものにしておけば、デパートなどでどんな品物を選んでも大丈夫です)
ご無沙汰しておりますがお元気でお過ごしでしょうか。今日は心ばかりのものを贈ります。当地の特産品です。ぜひご笑味下さい
 山下一郎
いつもお世話になっております。今日はほんの心ばかりのものをお贈りします。暑さはこれからが本番ですが、皆様どうぞお健やかにお過ごしください。
 山下一郎


避けた方が良いもの
心配りのポイント 解説
嗜好が分かれるもの ・あらかじめ相手の好みが分かっていない場合には、例えば「納豆」など、人によって好き嫌いが分かれるものは避けた方がよいでしょう。
(もちろんそれが大好物だとわかっている場合は別 です)
保存のきかないもの ・夏という季節がら、保存がきないものを大量 に贈るのは避けた方が良いでしょう。食べきれない場合の保存についても気配りをします。
絵画・インテリア ・絵画やインテリアは好みがわかれる、場所をとる、等の理由で避けた方が良いでしょう。
衣類・アクセサリー ・衣類やアクセサリーはパーソナルギフトの場合にはOKですが、御中元にはむきません。


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■ お中元を頂いたら
 お中元をいただいても、基本的にはお返しは必要ありません。
ただし、お礼状を出します。
親しい間柄の人なら、届いたらすぐに電話でお礼の気持ちを伝えても良いでしょう。その場合でも本来はお礼状を出すのが正式なマナーです。

ポイント 解説
お中元を持参された場合には ・突然の訪問でなければ、できるだけお部屋に通 しましょう。
「暑い中をわざわざおこしいただきまして恐れ入ります」
・ 御中元の品を差し出されたら、お礼を述べて必ず両手で受け取ります。
「お心づかいをいただき、ありがとうございます。」
「ありがとうございます。遠慮なく頂戴いたします。」
お礼状を出す ・宅配便で御中元の品が届いたら、なるべく早くお礼状を出すようにします。
ちょうど暑中見舞いの時期ですので、書き出しは「暑中お見舞い申し上げます」とすると相手の健康や安否も気づかうことになり、季節にも合っていると思います。

・ ご主人あての御中元に奥様がお礼状を書いても構いません。ご主人の名の横に「内」と併記します。

・基本的にお返しは必要ありませんが、おつきあいの都合上、お返しの品を贈る場合には、その品物にお礼状を添えても良いでしょう。

・なお、もし8月に入って立秋(8/7頃)を過ぎてしまったら、お礼状に使う文面 も「残暑御見舞」または「残暑 御伺い」となります。

[お礼状の文例]
暑中お見舞申し上げます。
 このたびはご丁寧なお心づかいを頂き、本当にありがとうございました。 ズワイガニは、家族全員大好物で主人も子供達もとても喜んでおります。
 奥様にもくれぐれも宜しくお伝えください。
 まだしばらくは厳しい暑さが続きますが体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
お礼まで   
山田太郎
               内
受け取れないお中元が届いた場合には

[もし、どうしても受け取れない御中元が届いたら]
(仕事での立場上受け取ることができないお中元や、常識を逸した高額な金品、もらう言われのないお中元が届くことがあります)

・配達時に「受け取りができません」と伝えて持って帰ってもらうというのが最も簡単ですが、宅配伝票に「受け取り拒否」と記載されると、どうしてもきつい印象となり、相手の感情を損ないかねません。
可能であれば「申し訳ありません。せっかくのお心づかいですが御遠慮申し上げます」と一筆添えて送り返したいものです。宅配のドライバーさんに、メッセージの添付が可能かどうか相談してみましょう。

・ 鄭重にお断りする場合には、包みをあけずに、そのまま上から包装をしなおして、「申し訳ありません。せっかくのお心づかいですが御遠慮申し上げます」とカードや手紙などに一筆添えて送り返します。

もっとお礼状の文例が見たい方は…別 ページをご覧下さい。>>>



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※このページは自由にご覧いただけるよう作成いたしましたが、マナーに関するご質問が予想以上に多数寄せられ、事務局として対応に追われております。
恐れ入りますが、当分の間、マナーに関する質問の受付はお休みさせていただきます。



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