業務委託契約書
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業務委託契約書の書き方
 
■ ビジネス文書「業務委託契約書」INDEX
  業務委託契約書ってなに

業務委託契約書とは?

出す時期

業務委託契約書の種類には、どんなものがあるの?

業務委託契約書を作ってみよう

業務委託契約書を作ってみよう(業務委託契約書の雛形と書式)

業務委託契約書を作ってみよう

業務委託契約書に貼る収入印紙について

  ※「契約書の作り方と印鑑」は別 ぺージで説明しています。
  ※「売買契約書」は別 ぺージで説明しています。

■ 業務委託契約書とは?
業務委託契約とは、業務の一部または全部をまかせる際に、委託者と受託者のとの間で締結する契約をさします。
 ビジネスの場において広範囲に用いられており、事前に双方が条件に合意の上で業務に着手することで、一方だけが有利な条件や、強引な契約を回避することができ、トラブル防止に役立ちます。
 また、契約解約の際の条件や支払いについても明記しておくことで、双方にとって「より安心できる業務契約書」になります。

例えば、下請法(=下請代金支払遅延等防止法。詳細は別 ぺージで解説しています>>)では、親事業者が下請け事業者に対して業務を発注する際には、以下のことが定められています。おもな注意点は下記のとおりです。
(1)親事業者が必ず守ること=契約を書面 で交わす
(2)行なってはいけないこと=代金の減額、支払い遅延、買いたたき


この下請法で規定される取引でない場合(例えば、下請関係にはない、通 常の業務委託契約や、代理店販売の契約(代理商契約)や、地方自治体や公共団体が役務を発注する際の業務委託契約、資本金にさほど差がない企業間での契約や、対等な立場でのさまざまな契約)においても、契約書を取り交わすことは商取引の上でのトラブル防止におおいに役立ちます。事前に取り交わされることが多いことは言うまでもありません。

 
■ 業務委託契約書の種類にはどんなものがあるの?
 業務委託契約書の例には以下のようなものがあります。

・保守業務委託契約書、保守契約書 ・設計業務委託契約書
・調査業務委託契約書 ・代理店業務委託契約書
・警備業務委託契約書 ・商品販売業務委託契約書
・ホームページ作成業務委託契約書
・ホームページ管理・運営、更新に関する業務委託契約書
・コンサルティング業務委託契約書
  など

なお、委託する側の立場ではなく請け負う側の立場で作成する契約書の場合には、名称が「業務請負契約書」となります。
建設業などでは、「工事請負契約書」という名称の契約書を交わすケースが多いようです。
 
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■ 業務委託契約書を作ってみよう(業務委託契約書の書き方、文例、例文)
★契約書にぜひとも盛り込みたい内容を箇条書きにしました。
契約書に掲載する順序や、各条文の詳細はケースごとに検討してみてください。
表の下に、業務委託契約書サンプルを掲載しております。

0-1.表題
   「業務委託契約書」「業務委託基本契約書」などの名称が用いられます。
0-2.収入印紙貼付
0-3.委託者および受託者の名称など(甲、乙として定義)
1.目的
2.委託業務の内容や範囲
3.期間や納期
4.支払金額(委託料)
5.支払方法(一括、分割、現金、手形など)
6.保証金(保証金の有無や条件など)
7.報告・調査(途中経過の報告、完了時の報告その他)
8.契約内容の変更
9.契約の解除の条件と、その際の支払い
10.検品、検収
11.納品方法
12.機密保持(別 途、機密保持契約書を締結する場合もあります)
13.契約違反の場合のペナルティーと支払い
14.物品や成果物の権利の帰属
15.紛争の解決方法
16.掲載のない事項が発生したときの対処方法
17.日付(契約日)
18.各自の署名、捺印

★ 下記にご紹介するのは、業務委託契約書書式の代表的な文例、例文です。
不要な箇所は削除し、必要な箇所を用いて下さい。
・業務委託契約書の代表的なサンプル例
 
業務委託契約書
収入
印紙
委託者○○○○○(以下「甲」という)と受託者□□□□□(以下「乙」という)とは、以下のとおり×××××業務委託に関する契約を締結する。
1.委託業務の名称  
2.業務場所  
3.委託期間 (※「履行期間」とする書き方もあります)
4.委託料
  [うち取引に係る消費税および地方消費税の額 ¥     ]
5.委託料の支払方法 (※「業務委託料支払の時期」とする書き方もあります。例えば毎月等の支払いの場合には、支払いの時期及び金額の内訳を記載します)
6.契約保証金 (記載例:「免除とする。但し、契約を履行できなかった場合は、請負代金の○○分の○○に相当する額を納入するものとする」など)
   
 上記の委託契約について、委託者と受託者は次の条項により、委託契約を締結し、信義に従って誠実にこれを履行するものとする。
 この契約の証として本書2通 を作成し、当事者記名押印の上、各自一通 を保有するものとする。
平成○○年○○月○○日
 
住所  
  氏名
     
住所  
  氏名

下記が上に続く内容の一般 例です。フォーマットとして必要な箇所のみ使って下さい。
【業務委託契約書雛形】
(総則)
第1条  甲及び乙は、頭書の業務の委託契約に際し、この契約書に定めるもののほか、別 紙の仕様書に従いこれを履行しなければならない。
 前項の仕様書に明記されていないものがあるときは、その都度甲乙協議の上これを定める。
(目的)
第2条  (←目的は委託内容により異なりますので省略します)
  (目的の箇所の書き方としては、「○○を行うにあたり、○○における□□□□を適正かつ確実に行なうための業務を委託する」など
(権利義務の譲渡等)
第3条  乙は、この契約によって生ずる権利または義務を第三者に譲渡し、または継承させてはならない。
但し、書面により甲の承諾を得た時はこの限りではない。
(機密の保持)
第4条  乙は、この契約の履行中に知り得た秘密を他に漏らしてはならない
(一括再委託の禁止)
第5条  乙は、業務の全部を一括して第三者に委任し、又は請け負わせてはならない。
(再委任の事前承認)
第6条  乙は、業務の一部(但し主たる部分を除く)を第三者に委任し、または請け負わせようとする時(以下「再委任」という)は、あらかじめ再委託の相手方の住所、氏名、再委託を行なう業務の範囲、再委託の必要性及び契約金額等について記載した書面 を甲に提出し、承諾を得なければならない。
 なお、再委託の内容を変更しようとする時も同様とする
 前項の規定は、乙がワープロ、コピー、印刷、正本、消耗品購入(注…以下省略)等の軽微な業務を再委託しようとするときには適用しない。
 第1項のなお書きの規定は軽微な変更に該当する時は適用しない。
(履行報告)
第7条  乙は、仕様書の定めるところにより、契約の履行について調査をし、甲に報告しなければならない。
(検収および引き渡し)
第8条  乙は、仕様書に記載の成果 品を甲に提出し、甲は○日以内に検収するものとする。
 前項の検収の結果 、不合格となった場合は、甲が指定する期間内に乙は甲の指示に従って修正し、再検収を受けなければならない。
(業務委託料の支払)
第9条  乙は、前条の検査に合格したときは、甲に対して業務委託料の支払を請求することができる。
 甲は、前項の規定による請求を受けた時は、その日から起算して○○日以内に業務委託料を支払わなくてはならない。
 甲がその責に帰すべき理由により、前条第1項の検査をしないときは、その期限を経過した日から検査をした日までの日数を前項の期間の日数から差し引くものとする。
(履行遅延の場合における損害金等)
第10条  乙の責に帰する理由により、期間内に委託業務を完了することができない場合において、期間経過後相当の期間内に完了する見込みがあると認めた時は、甲は、乙から損害金を徴集して期間を延長することができる。
 前項の損害金の額は、頭書の業務委託料から、既に完了した業務委託に該当する委託料を控除した額に対して、○○○○の割合を乗じて計算した金額とする。