請求書(せいきゅうしょ)ってなに?
請求書を作るときの「締日」と「支払い日」について
請求書に記載する繰越金と入金管理について
請求書を作ってみよう
請求書の書式
振込手数料について
封筒の宛名の書き方
1)請求書には、2つの請求タイプがある 通常の請求書には、 商品を納品するたびに、「その都度請求する方式」……(a)とすると、 例えば毎月の取引について1ヵ月分ずつまとめて請求する「掛売り方式」……(b)とする があります。
2)締日を過ぎたらなるべく早めに請求をする 掛売り方式の場合は、月末締めで翌月請求するなど、一ヵ月単位 のものがほとんどです。 ある一定の期間ずつ請求することを掛け売りと言いますので、双方合意のもとであれば期間の長さ(締日)は週単位 、月単位など各企業が任意で決めることができます。 どんな企業でもどんなお店でも、代金をすみやかに回収することが健全な商売のための鉄則ですから、締日を過ぎたら迅速に請求します。 3)支払い方法にも2つのタイプがある 支払い方法には、前払いと後払いがあります。 さらに「一括支払い」と「分割払い」に分けることができます。 掛け売りは、後払いの典型的な例です。 分割払いの場合には、支払いを分けることによって発生する「利息」や「手数料」を上乗せした金額を請求します。 4)支払い期限 請求書には支払い期限を明記します。 支払期限の記載が無い請求書は、取引先(支払い者)の支払いスパン(支払いサイト)に合わせます、という暗黙の了解を意味します。 一般的には翌月内に支払いを求める請求書がほとんどです。
1)2つの繰越金タイプ 請求書には、繰越金という欄があります。 この繰越金の金額は、以下のいずれかの考え方に基づいて作られます。 ・請求書を作成した時点で、未入金の金額があれば、それを記載します。 ・未入金分の有無に関係なく、その月の取引の分について請求書を発行します。この場合は、繰越金額は「無し」となります。 2)入金管理について 請求書を発行した取引先に関しては、いつ、いくら支払いがなされたのかをきちんと管理する必要があります。企業間の取引の場合、最も一般的な代金回収方法は振込みによる支払いです。以下の点に注意しましょう。 ・請求金額と、支払われた金額が一致するか (差額がある場合は振込手数料を差し引かれているケースが考えられます) ・いつ支払われているか なお、入金が確認できたら、必ず会計ソフト、会計システム、データベース等の請求システムにデータを反映させましょう。 ( 入金伝票への記載が義務付けられている会社の場合には、いつ、だれから、いくらの入金があったのかを記載しておきます。勘定科目は「売掛金」「売上」「雑収入」「未収金」などです。伝票の書き方については、本ページでは省略します)
ここで述べている「代表番号」「枝番号」とは、下記のような書式のものをさします。 請求番号:5502047 ……代表番号の例 請求番号:5502047-02 ……代表番号に枝番号「02」をつけた例 形式(フォーマット)によっては、通番はナシでも構わないと思います。
相手先からの入金が確認できたら、その金額を記載します。 もし、先方が振込手数料分を差し引いて、振込をしている場合にも、本来の支払額が支払われたことにします。
繰越金から、入金分を差し引いた当月繰越分に、当月の売上を加えたものです。 合計金額の書き方は、「最終的に、この請求書で請求している金額がいくらなのか」がわかるように、太字にしたり、大きめのフォント(ポイント数)にしたりします。
振込先を記載するほか、口座振替の場合もあります。 数年前から、格安の手数料で口座振替による代金回収をしてくれる業者が登場してきました。「集金代行」というかたちで、確実に代金を回収してくれるため、固定の取引先が多い企業や個人事業主の場合には請求業務の合理化、経理コスト削減に役立ちます。
特に指定や契約上の取り決めがなければ、振込手数料をどちらが負担するかについては支払う側の社内規定にゆだねることになります。 振込手数料を先方に負担してほしい…など、希望があれば支払い請求書に明記することをおすすめします。 ★ 実際に請求書において振り込み手数料の負担を依頼する場合の書き方をご紹介します。 【手数料負担に関する依頼文章の例/手数料負担のお願い文章例】 「恐れ入りますが振込手数料はご負担下さい」 「誠に勝手ながら、振り込み手数料はお客様のご負担でお願いいたします」など。 ★筆者の経験では、ここを明記しない場合、振り込み手数料を差し引いて代金の振り込みをする取引先が沢山ありました。 金融機関や請求金額によって振り込み手数料の金額が異なりますが、735円、840円といった金額を差し引かれる取引先が多数になると、意外と無視できない金額になります。 経費削減のご時世でもありますし、こうした細かい事項もチェックし、良く考えて請求書を作成しましょう。
特に指定や契約上の取り決めがなければ、支払日(または振込日)は支払う側の社内規定(支払い規定)にゆだねることになります。 (たとえば「月末締翌月末払い(げつまつじめよくげつまつばらい」の会社の場合、今月末までに請求した代金は来月末に支払われることになります) 希望があれば振込み依頼日や支払期限について明記することをおすすめします。 ★ 実際に請求書を作成する場合の記載例をご紹介します。 「御入金期限:○○年○○月○○日」 「お振込み期限:○○年○○月○○日」 ※なお、一般的な請求書のフォーマットには支払い期限が記載されているものが多くなっています。
請求書の明細欄には、商品名、単価、数量 などを書きます。 下記に、請求書の明細欄の書き方の例をご紹介します。 【作成上のポイント】 ※手数料などを請求する場合、単価や数量 の記載が難しいものは「一式」とします。 【掛け売りの場合の請求書の明細欄の書式例】
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▼請求漏れがあった場合 ・例えば二重線を引いて訂正印を押すといったかたちで金額訂正をするのではなく、取引先にお詫びの第一報を入れたのち、原則として請求書を再発行します。お詫び状を添えて送るのが一般的です。請求書再発行時には「再発行」などと請求書の用紙自体に明記します。 ※まれに、毎月取引のある相手先であれば、請求漏れ金額がごく少額である場合に限り、双方合意の上で次月に繰り越しをすることもあります。会計年度が次年度にまたがる場合にはあまり適しません。また、この場合もまずは取引先にお詫びの第一報を入れ、次回の請求書にはお詫び状を添えます。
……通 常の商品販売代金の受領の際には、領収書に収入印紙を貼ります。印紙税額は領収した金額により異なりますが、3万円未満は非課税、3万円〜100万円は200円です。印紙税が課税されるのは、印紙税法で定められた課税文書です。