お宮参り お祝い金》相場・祖父母・袋・お返し・兄弟・表書き・のし・孫・親

お宮参りのお祝いのページ。お宮参りとは赤ちゃんが生後一ヶ月の頃に近くの氏神様にお参りして健やかな成長を祈る儀式です。父方と母方の両家の祖父母が孫に、あるいは親族がお祝いを贈ることがあります。
出産祝いとは別に贈るお宮参りのお祝い金の金額相場、お宮参りのお祝いののしの書き方と、メッセージカードなどに使えるお祝いの言葉の文例とお返しのマナーなどについて紹介します。
[参考ページ]
※「お宮参りのママの服装」のページへ>>>
※「お宮参りの赤ちゃんの服装」のページへ>>>
※「お宮参りの着物の着せ方」>>>のページへ
※「お宮参り 祖父母」しきたりとマナー>>>
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1. お宮参りのお祝い
(のし袋、のし紙、お宮参りのお祝い金の金額相場)

お宮参りの時期はちょうど出産祝いの時期と重なりますので(出産祝いは出来るだけ生後30日くらいまでに贈ります)、お宮参りのお祝いとしてお祝いのお金・ご祝儀をあげるのは、ごく親しい人だけの場合がほとんどです。
お宮参りのお祝い

(1)お祝いのポイント

お祝いの例
・以前はお宮参りの祝い着などは母方の実家が贈るのがならわしとなっていました。現代では衣装をレンタル品で済ませたり、祝い着の代わりにベビードレスでのお宮参りも多くなっています。
・お祝いの品については赤ちゃんの両親を仲立ちにして父方と母方の双方の実家のバランスを取ると良いでしょう。
・良く相談して決めましょう。
祝い着を母方の実家が贈った場合、父方の実家がお祝いのお食事会の費用を持つなど。
祝い着をレンタル品で済ませた場合には、双方の実家がお祝いの現金を包むなど。

(2)お宮参りのお祝いのし袋・のし紙の書き方

[お宮参りのお祝いのお金を包むのし袋や品物にかけるのし紙の書き方]
[お宮参りのお祝い金を包む場合ののし袋]

のし袋や
のし紙の
書き方の例
お祝いの書き方

・お祝いをあげる場合には、紅白の蝶結びののし袋・熨斗袋を使います。
・表書きは「御祝」が一般的です。その他には「祝御宮参」「祝初宮参」など。
・下段には贈り主の氏名をフルネームで書きます。

(3)お祝いを渡す 
   お宮参りのお祝い金の金額 相場・めやす

・お祝いの金額に決まりはありませんが、以下&#9312〜&#9315に挙げる内容を考慮して出産祝いの金額を決めます。
出産祝いとは別に、単独でお宮参りのためのお祝いを渡す場合のお祝い金額のめやす・相場(お祝い金の相場)は5,000円〜10,000円程度です。
 
①父方と母方の両方の実家でバランスがとれるように
 

例えば母方の実家(ママの親)が祝い着を贈ったなら、父方の実家(パパの親)でお祝いの食事の席を設けるなど。
両家のバランスが大事なので、赤ちゃんの両親を仲立ちとして良く相談したい。

②お宮参りのあとで食事会等を計画している場合にはお祝いの金額もその分を考慮したい
 赤ちゃんの両親の負担がなるべく少なくて済むようにしたい。
 
③正式な形でのお宮参りをしないで記念撮影だけをすることもある。
 写真撮影のみで、衣装もレンタル品で済ませるような場合にはお祝い金も少額で構わない。
④普段着で近くの氏神様にお参りをするだけの場合もある。
 お参りだけで済ませる場合にはお祝い金も少額で構わない。
 
⑤その他
出産祝いをあげた相手へのお宮参りのお祝い金はどうする?
 ◆友人や親族の場合
もし出産祝いを贈ったのであれば改めてお宮参りのお祝いを渡す必要はありません。
◆パパとママの親(祖父・祖母・祖父母)の場合
もし孫がお宮参りを行う場合には出産祝いとは別にお祝い金やお祝いの品をあげるのが一般的です。ただし、外孫と内孫とでお祝い金の相場に差はなく、もし出産祝いとは別にお宮参りのお祝いを渡す場合は5,000円〜10,000円くらいが相場です。
(ちなみに初節句のお祝い場合には内孫と外孫とで金額に差があります(一般的に初節句は外孫のほうがお祝い金の金額が多い)
◆パパとママの兄弟・姉妹(赤ちゃんのおじ、おば)の場合
まずは自分の子供たちのお宮参りでお祝いを頂いた場合には、同等の金額のお祝い金を渡します。
その他の場合には、出産祝いを渡したり送ったのであればお宮参りのお祝いを渡す必要はありません。ただし普段から特に親しい兄弟・姉妹の場合や、同居している場合などは3,000円〜5,000円くらいのお祝いを渡したり、出産祝いと合算した形で「出産祝いも兼ねたお祝いです」と一言添えてお祝いを贈ることがあります。 

2. お宮参りのお祝いの言葉

それでは下記にお宮参りの際のお祝いの言葉を紹介します。

お宮参りのお祝いに添える「お祝いの言葉」メッセージカード文例

[親(祖父母)から孫へ・両家の祖父・祖母から孫へ・外孫へ]
◯◯ちゃんの初宮参り、おめでとう。
のびのびと健やかに、元気に育ってね
じいじとばあばより
[甥・姪へ]
お宮参り おめでとうございます。
◯◯ちゃん、早く大きくなって一緒に遊ぼうね。
◯◯◯おねえちゃんより
[甥・姪へ](2人目、3人目の兄弟や姉妹が生まれたとき)
お宮参り おめでとうございます。
◯◯ちゃんも弟ができて嬉しいでしょう。
(◯◯ちゃんも妹ができて嬉しいでしょう)
◯◯ちゃん(赤ちゃんの名前)、元気にすくすくと育って下さい。
早く一緒に遊ぼうね。
[甥・姪または孫]
御宮参り おめでとうございます。
家族が増えて本当に嬉しく思っています。
◯◯ちゃんが元気いっぱい、健やかに育ちますように。
パパママも健康に留意して下さいね。
[その他]
つつがなく御宮参りの日を迎えられました事をお祝い申し上げます。
お子様のお健やかなご成長と皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

お宮参りのお祝いの日に述べる「お祝いの言葉」文例・例文

[父親・祖父のお祝いの言葉]
今日は◯◯の初宮参り、おめでとう。
私たちは◯◯が無事に生まれてくれて本当に嬉しかったし、こうして皆揃って笑顔で食事会が出来る事を心から幸せに思っています。ありがとう。
子育てはまだしばらく大変な時期が続きますが、無理をせず、夫婦二人で助け合って楽しみながら乗り切って欲しいと思います。我々に手伝えることがあれば遠慮せずいつでも声をかけて下さい。
今日は本当におめでとう。
[パパとママの親(祖父・祖母)のお祝いの言葉]
◯◯ちゃんのお宮参り、おめでとう。
元気に、健やかに育ってくれるよう祈ります。
パパママは無理をせず身体に気をつけて、子供と一緒に成長していってほしいと思います。(我々)ジジババは出来る限り応援したいと思っていますので、何か困ったことがあったらいつでも頼って下さい。
[パパとママの兄弟や姉妹からのお祝い]
お宮参り おめでとうございます。
じじばばのメロメロな姿を見るにつけ、家族が増えて本当に幸せだなと思っています。
とりあえずこの数ヶ月、お疲れ様でした。
◯◯ちゃんが元気に健やかに育つよう心から願っています。

お宮参りの日に送る「お祝いの言葉」メール文例・例文

[親しい相手へのお祝いの言葉]
お宮参り、おめでとう!
天気にも恵まれて本当に良かったね。◯◯ちゃんのお健やかな成長をお祈りしています。
写真が出来たらぜひ見せてね。楽しみにしています。
[親しい相手へのお祝いの言葉]
お宮参り、おめでとう!
画像見ましたよ。ママに良く似た可愛い目と、やさしいパパに似たまゆ毛ちゃんです。明るく元気に育ってほしいですね。
お健やかな成長をお祈りします。

3.お宮参りのお祝いのお返し

お宮参りのお祝いを頂いた場合のお返しについて解説します。

お宮参りのお祝いのお返し

お宮参りのお返しは必要ありません。お祝いの食事会などにお招きすることがお返しとなります。
ただし、(出産祝いをいただいた相手には)お宮参りを済ませた頃に出産祝いのお返しをします。
[参考情報/出産祝いのお返し]
出産祝いのお返しは、紅白蝶結びののしをかけます。
のしの表書き(上段)を「内祝」とし、下段は赤ちゃんの名前を書きます。難読な名前はよみがな・ふりがなをつけましょう。子供の名前はフルネームでも、名前だけでもOKです。
出産祝いのお返しの予算は頂いた出産祝いの金額の半額〜1/3程度。実用品やお菓子などが人気です。
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