地鎮祭ののし袋の書き方

地鎮祭ののし袋の書き方のページ。地鎮祭のときに神主・神職に渡す謝礼は紅白の蝶結びののし袋に包み、表書きは御初穂料、御玉串料などです。
ここでは地鎮祭ののし袋の書き方(表書きの書き方)、下段の名前の書き方(個人の場合・連名の場合・企業の場合)、 中袋の表・裏(金額の書き方、住所氏名) 、のし袋の裏側の折りたたみ方等を解説します。
なお、地鎮祭で奉納する品の、のしの書き方も紹介します。

………このページの内容………
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1. 地鎮祭ののし袋 書き方
 1-1)地鎮祭ののし袋 種類
 1-2)地鎮祭ののし袋 表書きの書き方
 1-3)地鎮祭ののし袋 名前の書き方(個人・企業・連名の場合)
2. 地鎮祭ののし袋 中袋の書き方
 2-1)中袋の表面(おもて)金額の書き方例
 2-2)中袋の裏面(うら)書き方例
 2-3)中袋のないとき、中袋なしのときは
3. 地鎮祭 奉納品ののしの書き方
[参考ページ]
・地鎮祭の準備>>>
・地鎮祭の流れ・費用>>>
・地鎮祭のお金の入れ方>>>
・地鎮祭の挨拶>>>
・地鎮祭の服装 女性>>>
・地鎮祭の服装 男性>>>

■1.地鎮祭ののし袋 書き方

●建物を建てたり土木工事を行う際に、工事の無事や安全と建物や家の繁栄を神様に祈る儀式を地鎮祭と言います。地鎮祭の際に、神職・神主にお渡しする謝礼を包むのし袋の書き方は下記のとおりです。

●墨は、濃墨(薄墨ではなく、黒い墨)で書きます。

1-1)地鎮祭ののし袋 種類

●地鎮祭ののし袋の種類(水引が紅白の蝶結びのものを選ぶ)
お祝い用の紅白の水引がついたのし袋には2つのタイプがあり、水引きが蝶結びのものと、結び切りのものがあります。地鎮祭ののし袋は水引きが紅白の蝶結びのものを選びます。

●水引が取り外せるタイプのものを選ぶ
包む金額(2万円〜5万円)とのバランスを考えると、のし袋・祝儀袋は水引きをはずすことができるタイプで、中袋・中包みがついたものを選ぶと良いでしょう。
水引が印刷されているタイプは、中袋がないのし袋もあるようです。のし袋を選ぶときには中袋あり・中袋なしを確認しましょう。
・もしも中袋なしを選んだ場合>>>
・中袋の書き方はこちら>>>

包み方●包み方
のし袋には色々なタイプがありますが、水引きを外せるタイプの場合には、後ろ側から見たときに下から上に重なるように折ります。
お金は(もちろん外からは見えませんが)後ろ側から見ると人物のない面になります。
・地鎮祭のお金の入れ方、渡し方はこちら>>>

1-2)地鎮祭ののし袋 表書きの書き方

地鎮祭ののし袋


・表書きの上段は「御初穂料」が最も一般的ですが、そのほかに「御玉串料」「御幣帛料」「御神饌料」「御礼」などの表書きも使われます。
1-3)名前(のし袋の下段)の書き方につづく

1-3)地鎮祭ののし袋 名前の書き方

地鎮祭ののし袋名前の書き方

【個人の場合】
・施主が個人の場合には、のし袋の下段には施主の姓を書きます。

(下段はフルネームでも構いません。同じ地域に同姓が多い場合にはむしろフルネームが望ましいでしょう)。

地鎮祭ののし袋名前の書き方 企業

【企業の場合】
・施主が企業の場合には、のし袋の下段には会社名を書きます。

(下段は会社名と並べて社長名を書いても構いません。その場合には社長名が中央に来るようにします。)

地鎮祭連名の場合

【連名のとき・連名の場合】
・建物や土地が夫婦または親子の共有名義の場合には、連名でのし袋を書きます。その場合には、氏名を左右に並べて書きます。
左右どちらかに偏らず、中央を中心にしてなるべく左右対称になるように書きます。

■2.地鎮祭ののし袋 中袋の書き方

のし袋には中袋、中包みがついているものがあります。中袋の書き方を解説します。
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2-1)中袋の表面(おもて)金額の書き方例

のし袋の中包みの書き方

●中包みにお金を入れて、金額を書きます。正式には筆で書くのですが、筆ペンまたはペンでも良いでしょう。墨は濃墨(薄墨ではなく黒い墨)で書きます。〈見本画像は、3万円の場合(表)〉

金額を漢数字で書くと以下のような表記になります。現在では普通の漢数字で書く方も多くなって来たようです。
例えば3万円の場合には、
金三万円、
金参萬円、
金参萬圓
などと書きます。
金額の後に「也(なり)」は、つけてもつけなくても構いません(見本画像参照)。

※のし袋の種類によっては、金額を書く欄がアンダーラインや四角い線で囲む形で指定されているものがあります。その場合は横書きのアラビア数字で30,000円などと書いて構いません。
【金額を縦書きで書く時に用いる旧字】
10
五または伍 十または拾
中に入れる金額に決まりはありませんが、4万円、9万円という金額はNGです。多く用いられるのは1、2,3,5,7,10万円といった金額で、結婚祝いでタブーとされる2万円も地鎮祭ではオーケーです(理由は初穂料の金額が指定されることがあるため)。

その他に中包みで用いる文字の書き方
万または萬 円または圓
縦書きで書くときの金額の書き方 例(ブルーの欄の書き方が一般的)
1万円の場合 金一万円 金壱万円 金壱萬円 金壱萬圓
2万円の場合 金二万円 金弐万円 金弐萬円 金弐萬圓
3万円の場合 金三万円 金参万円 金参萬円 金参萬圓
5万円の場合 金五万円 金伍万円 金伍萬円 金伍萬圓
7万円の場合 金七万円 金七万円 金七萬円 金七萬圓
10万円の場合 金十万円 金拾万円 金拾萬円 金拾萬圓
20万円の場合 金二十万円 金弐拾万円 金弐拾萬円 金弐拾萬圓

2-2)中袋の裏面(うら)書き方例

地鎮祭の中袋の書き方

地鎮祭の場合には、中袋の裏面は書かなくても構いません(2-3参照)。
もし書く場合には見本画像のような形となりますが、住所を省略して氏名だけでも構いません。

2-3)中袋のないとき、中袋なしの場合は

中袋なしのとき地鎮祭の場合は、中袋がないときにはのし袋の裏面には何も書かなくても構いません。

のし袋の中袋に金額や住所氏名を書くのは、結婚式や通夜・葬儀などで沢山の人からのお祝いやお悔やみののし袋が一度に集まる場合に、中身の金額を改め、お礼状を書くことに配慮して、中袋に金額や(お礼状の宛先として)住所や氏名を書きます。(
地鎮祭の場合には、初穂料を包む人は施主(もしくは施工会社など)等に限られますし、受け取り手の神社が相手先がわからないことはほとんどありません。
したがって中袋がなければ、裏面は書かなくても構わないのです。
もし裏面に住所氏名を書きたい場合には見本画像のような形となりますが、金額を書かなくても構いません。

中袋の代わりとして中包みを自作したい場合の包み方(他社サイト別ウインドウが開きます>>>

■3.地鎮祭 奉納品ののしの書き方

祭壇に奉納する酒などの品物につけるのしの表書きについて解説します。
地鎮祭 祭壇への奉納品の酒 のしの書き方

地鎮祭ののし紙

お供え物として良く用いられるものにはお酒があります。手配するときには酒屋に「地鎮祭用」と説明して蝶結びのお祝い熨斗(祝儀用ののし紙)をつけてもらいます。
熨斗の表書きの上段は「奉献」(=ほうけん、と読みます)
下段は、施主(または施工者)。
お酒は通常は施主が用意します。他に、工務店が工事の無事を祈って奉納することもあります。

【ワンポイント】
通常、友人や知人が地鎮祭のお祝いをあげることはありませんが、もし御祝いをあげたい場合には、神様に奉納するお酒を持参するか、ビール1ケースなどのように地鎮祭のあとでお下がりをとりわけしやすいものにします。縁起物の樽酒を使うこともあります。こうした場合ののしの表書きも上記と同様に奉献とします。

なお、友人や知人がお祝いをあげたい場合には、完成後に新築祝いの形にするのが一般的です。
※参考ページ「新築祝い」>>>